5月28日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと巨人の「日本生命セ・パ交流戦2022」第2回戦は、4対8で北海道日本ハムが敗れた。

　北海道日本ハムの先発・杉浦稔大投手は初回、2者連続三振を奪うなど安定感のある立ち上がりを見せる。4回表は、5番・ウォーカー選手に二塁打を浴びたが、続く立岡宗一郎選手を投ゴロに抑え、このピンチを無失点でしのいだ。

　すると打線は4回裏、先頭の3番・清宮幸太郎選手に5号ソロが生まれ、先制に成功する。ところが、直後の5回表に杉浦投手が3番・吉川尚輝選手の適時三塁打などで3点を失い降板。2番手で登板した古川侑利投手は、2死1、3塁からウォーカー選手に適時二塁打を浴び、1点を失った。

　3点を追う5回裏は、7番・石井一成選手の二塁打などで1死3塁の好機を得ると、9番・上川畑大悟選手の内野ゴロの間に1点を返す。さらに6回裏、1死から清宮選手が2打席連続弾を放ち、1点差に詰め寄った。

　続く7回表は宮西尚生投手が1失点。7回裏に上川畑選手の適時打で1点を挙げたが、直後の8回表、谷川昌希投手が1点を失い、スコアは4対6に。9回表は、望月大希投手が無死1塁から中田翔選手に被弾。4点ビハインドで迎えた9回裏は、先頭の万波中正選手が内野安打で出塁するも、後続が倒れ4対8で試合終了。

　北海道日本ハムは、杉浦投手が4.2回6安打8奪三振4失点と粘れず。打線では清宮選手に2打席連続弾が生まれるなど中盤に追い上げたものの、救援陣も打ち込まれ、3連勝とはならなかった。

　 １２３４５６７８９ 計
巨 ００００４０１１２ ８
日 ０００１１１１００ ４

巨 ○シューメーカー-今村信貴-鍬原拓也-大勢
日 ●杉浦稔大-古川侑利-宮西尚生-谷川昌希-望月大希

文・高橋優奈