ラ・リーガ・サンタンデール、最終節プレビュー
この3チームのうち2チームが同勝ち点で並んだ場合、第一に順位を左右する直接対決の成績ではマジョルカがカディスを、グラナダがマジョルカを上回っている。カディスとグラナダは直接対決での優劣がないため、現状「ー17」で並んでいる得失点差が順位を決することになる。また3チームが勝ち点37で並んだ場合、3チーム内の直接対決の成績で劣るカディスが18位で降格する。
この3チームの試合は、5月22日(日)の現地時間20時キックオフで同時開催される。唯一ホームで最終節を迎えるグラナダはエスパニョールと対戦。マジョルカはオサスナ、カディスはアラベスにアウェーで挑む。
最終節の相手はどちらも強敵で、ビジャレアルはカンプノウでバルセロナと、アスレティックは敵地でセビージャと対戦する。ビジャレアルが敗れ、アスレティックが引き分けた場合は勝ち点56で並び、直接対決の成績で上回るアスレティックがカンファレンスリーグに出場する初のスペイン代表クラブとなる。
なお日曜の現地時間17時半からは勝ち点39で並ぶエルチェ対ヘタフェ、同22時には5位レアル・ソシエダ対3位アトレティコ・マドリーの上位対決も行われる。
5月21日(土)にはバレンシアがセルタと対戦。この試合で注目すべきはトロフェオ・サッラ(スペイン人得点王)争いの行方だ。現状セルタのイアゴ・アスパス、エスパニョールのラウール・デ・トマスが17ゴールで並んでいるが、後者は最終節の出場停止が決まっている。背後には16ゴールのフアンミ(ベティス)も迫っているが、アスパスにとっては自力で3季ぶり4度目のトロフィーを獲得する大きなチャンスとなる。
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