宮城大弥が4月20日ぶりの今季2勝目! ルーキー野口智哉が猛打賞、好守備と躍動【5/15 試合結果】

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 5月15日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと千葉ロッテの第9回戦は、8対5でオリックスが勝利した。

 オリックスの先発・宮城大弥投手は、初回をテンポよく投げ込み3者凡退で立ち上がる。

 打線は2回裏、千葉ロッテの先発・ロメロ投手から野口智哉選手が安打を放ち、犠打で1死2塁とすると、9番・伏見寅威選手の適時二塁打で1点を先制する。さらに1番・福田周平選手がセーフティバントで出塁し1死1、3塁の好機をつくると、宗佑磨選手が適時打で続き追加点。オリックスが2対0とリードする。

 しかし5回表、山口航輝選手、岡大海選手の連打などで1死1、2塁とされると、エチェバリア選手に適時二塁打を放たれ1点を返される。さらに2つのフィルダースチョイスと失策が絡み2失点。オリックスは2対3と逆転を許してしまう。

 追いつきたい打線は5回裏、四球と盗塁で2死2塁の場面、紅林弘太郎選手、伏見寅威選手の連続適時打が生まれ、4対3とオリックスがすぐさま試合をひっくり返す。

 勢いに乗る打線は6回裏、千葉ロッテの2番手・小野郁投手から宗選手の2塁打、敵失、四球などで1死満塁とすると、中川圭太選手が走者一掃となる適時三塁打を放ち3点を追加。さらに野口選手も適時打で続き、この回一挙4得点。オリックスがリードを5点に広げる。

 しかし7回表、エチェバリア選手から適時打を浴び1点を返されると、先発・宮城投手は6.1回7安打4失点の内容で近藤大亮投手にスイッチ。近藤投手は中村奨吾選手の2塁打と、佐藤都志也選手の犠飛で1点を失い8対5に。3点差に詰め寄られる。

 逃げ切りたいオリックスは8回の表をビドル投手が3者凡退に打ち取ると、9回表は本田仁海投手がリードを守り切り試合終了。オリックスが8対5で勝利した。

 勝利したオリックスは先発・宮城投手が6.1回106球7安打5失点の力投で今季2勝目。4月20日ぶりの白星を挙げた。打線も11安打と猛攻を見せ、今季最多得点でカード勝ち越しを決めた。 一方敗れた千葉ロッテは先発・ロメロ投手が5回8安打4失点と粘り強い投球を見せるも5四球と制球に苦しんだ。打線も9安打と奮闘するも、追い上げ及ばなかった。

  123456789 計
ロ 000030200 5
オ 02002400X 8

ロ ●ロメロ-小野郁-廣畑敦也-佐々木千隼-八木彬
オ ○宮城大弥-近藤大亮-ビドル-S本田仁海

文・山本理絵
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