セレッソ大阪【J1リーグ第12節 C大阪vs. 磐田】3連戦のラストで中2日、タイトな日程だが、ホームのパワーも力に変えて、勝利を目指す

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【CEREZO OSAKA】

前節のサガン鳥栖戦からから中2日。3連戦の3試合目となる今節。セレッソ大阪は、ホームにジュビロ磐田を迎え、明治安田生命J1リーグ第12節に挑む。磐田との対戦は、2戦2勝した19年以来、3年ぶりとなる。

前節、セレッソは、立ち上がりから鳥栖の圧力を受ける展開となったが、セットプレーも含めた相手の攻勢をしのぎ、失点は阻止。開始15分までに2失点した前々節・鹿島アントラーズ戦の課題をクリアすることで、勝機を膨らませていくことにつなげた。最終的に、昨季までのチームメート、藤田直之に強烈なミドルシュートを決められ、1失点こそ喫したが、粘り強く相手の攻撃に対応した守備の立て直しには成功した。今節も、守備の堅さは継続していきたい。攻撃面では、前半は相手のゴール前までボールを運ぶ回数は限られたが、鳥栖のプレスを外してスペースを狙いつつ、後半はコンディションの上がってきた外国籍選手が活躍。ジェアン パトリッキの突破からブルーノ メンデスのシュートで得たPKを、ブルーノ メンデスが自ら決めて、チームとしてリーグ戦3試合ぶりの得点を奪った。そうした選手たちの活躍については「チームの底上げにもなりますし、嬉しく思っています」と小菊昭雄監督も顔をほころばせた。過密日程で迎える今節は、先発の顔ぶれにも注目だ。

【CEREZO OSAKA】

対する磐田は、昨季のJ2を優勝し、今季は3年ぶりのJ1を戦っている。前節こそ鹿島に1-3で敗れたが、それまではリーグ戦4試合無敗。前々節は名古屋グランパスを相手に劇的な逆転勝ちを収めるなど、昇格チームとして健闘を見せている。名古屋戦では、大津祐樹が途中出場から2得点を奪い、前節は後半から入ったファビアン ゴンザレスが攻撃を活性化し、1得点。かつてセレッソでゴールを重ねた杉本健勇も含め、前線のタレントは豊富に揃えている。また、精度の高いキックを誇る遠藤保仁も健在。長身選手も多いだけに、セレッソとしては、磐田のセットプレーにも警戒が必要だ。守備では後ろを5枚で固めてくる時間帯もある。そうした相手の守備をどうこじ開けていくかも、今節のポイントになる。

【CEREZO OSAKA】

「フライデーナイトJリーグ」として金曜日に開催される今節。3連戦のラストであり、前節から中2日という厳しい日程ではあるが、「応援して下さるサポーターの皆さんに、今度こそホームで勝利の喜びを届けたい」とジェアン パトリッキ。勝利を渇望するホームのパワーも力に変えて、チームの総力で、今季4勝目を手にしたい。
(文=小田尚史)
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