PAOK|オリンピアコスとの延長戦を制し、ギリシャカップ決勝進出(1‐1)

PAOK FC
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【©PAOKFC】

PAOKはオリンピアコスとギリシャカップ準決勝2ndレグを戦った。105分にオリンピアコスが先制するも109分にコラークの劇的な同点ゴールで2戦合計1‐1とし、アウェイゴール差でPAOKが決勝進出を決めた。

 ギリシャカップ準決勝2ndレグ、PAOKは敵地でオリンピアコスと対戦した。PAOKはホームで行われた1stレグを0‐0で折り返してるのでアウェイゴールを奪いたい。

 最初のチャンスは27分、左サイドから攻撃を仕掛けるオリンピアコスはクロスの落としを拾ったコネのミドルシュートは枠外。

 34分、PAOKは相手のゴール前でクリアミスを拾い、アウグストが放ったコントロールショットは枠を捉えることは出来なかった。

 40分、右サイドからのアーリークロスを収めたマソウラスが放ったシュートはパスハラキスが好セーブ。

 オリンピアコスのチャンスが多く生まれた前半を無失点で凌いだPAOKは前半を0‐0で折り返した。

 アウェイゴールを狙うPAOKは65分にミトリツァのミドルシュート、71分にはエリア内に侵入したリラツィスが決定機を迎えるもヴァツリークのスーパーセーブに防がれ、先制点を奪うことは出来なかった。

 波状攻撃を仕掛けるオリンピアコスはパパスタソプロース、G.ロドリゲスがシュートを放つもPAOK守備陣の体を張った守備に防がれた。

 82分、中盤でオリンピアコス守備陣のパスをカットしたアウグストがハーフラインからロングシュートを狙う。ヴァツリークが下がりながらボールを弾き、先制とはならなかった。
 
 2戦ともお互い決定機を決め切ることが出来ず、試合は延長戦へと進んだ。

 試合が動いたのは105分、オリンピアコスのエル・アラビがペナルティエリア内でパスハラキスに倒され、VARの結果PKの判定となった。

 このPKをエル・アラビが冷静に決めきり、オリンピアコス貴重な先制点を決めた。

 1‐1でも突破できるPAOKは109分、右サイドでボールを受けたリラツィスが相手を引き付け後方から上がってきたシュヴァーブがアウトサイドでロングスルーパスを送る。

 このボールを大外のオリヴェイラが折り返し、最後は失点直後に投入されたコラークが押しこんで値千金の同点ゴールを決めた。

 スコアは2戦合計1‐1となり、守り切ったPAOKがアウェイゴール差でギリシャカップ決勝進出を決めた。

コラークがギリシャカップ決勝進出を決める同点ゴール 【©PAOKFC】

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著者プロフィール

PAOK(パオク) FCは1926年に創設されたギリシャのサッカークラブです。オリンピアコス、パナシナイコスとともに一度も2部に降格したことがない名門クラブで、3回のリーグ優勝と7回のカップ戦優勝を誇ります。本拠地のテッサロニキはギリシャ第2の都市であり、北部ギリシャの人気クラブとして熱狂的なファンを抱えています。

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