【開催報告】「熊本県フットボールセンター(仮称)」開設に向け県民参加ワークショップで公園利活用を考える!
【©︎Kumamoto Football Association】
同センターの芝生広場は、すでに開園している併設の企業主導型保育園「こすもす保育園」の園庭として利用されるだけでなく、幅広い世代の方々に“まちの余白”という位置づけで思い思いに活用してもらう計画です。4月21日に熊本市中央区上通のオモケンパークで行ったワークショップには20名が参加
ワークショップではまず、(株)熊本フットボールセンター代表取締役の松下涼太さんが事業概要や施設の詳細について説明を行った後、県内外での公園や広場の利活用の実例が紹介されました。その後参加者は3〜4人ずつ5つのグループに分かれ、「(センターの芝生広場を使って)やってみたいこと」を次々とフセンに書き出し、壁に貼り付けていきました。続いて貼りだされた他のグループのアイデアを見て回り、それを参考にさらに自分たちのグループでアイデアを出し合う作業を行った後、グループごとに代表者がアイデアを発表。
若者向けのものから高齢者も一緒に楽しめるものまで、さまざまアイデアが披露され、充実したワークショップとなりました。参加者からは、「仕事でよく建設中のフットボールセンターの前を通っていたが、サッカー以外でも利用できると知って興味が湧いた」「多世代が利用することで地域のハブ的な存在になるのでは」など、センターへの期待の声が聞かれました。
最後に松下代表が、「フットボールセンターは完成がゴールではなく、そこから少しずつ“育てていく”施設。そのためにも、今日いただいたアイデアを一つずつ実現できるよう頑張ります」と、多数のアイデアを挙げてくれた参加者への感謝と今後の抱負を述べてワークショップを終えました。
参加者を前に事業概要の説明を行う熊本フットボールセンターの松下涼太代表(左端) 【©︎Kumamoto Football Association】
参加者はグループに分かれ、それぞれが考えたアイデアをフセンに書いていきました 【©︎Kumamoto Football Association】
会場となったオモケンパーク。アーケード内にありながら開放的な雰囲気が特長の、通りのランドマーク的存在 【©︎Kumamoto Football Association】
壁に貼りだされて各グループのアイデア。中には斬新なイベントのアイデアも! 【©︎Kumamoto Football Association】
グループの代表者による発表。貼りだしたイベント案の内容や、どんな参加者を想定しているかなどを説明しました 【©︎Kumamoto Football Association】
クラウドファンディングの募集にあたっては、多くの方々にプロジェクトに共感、賛同いただきご寄付いただいております。おかげ様で寄付・応援ファンドの目標総額9,000万円の内、5,500万円の目処がたちました。ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。
しかし新型コロナウイルス蔓延や社会情勢による資材高騰が影響し、当初予算額を超えて来ております。
建設に関わる皆様のご尽力、ご協力によりプロジェクトを進めていますが、プラン修正をせざるを得ない状況です。
サッカーは1人で何も出来ないように私たちの力だけではこのプロジェクトを、成し遂げることは出来ません。11人が手を取り合いゴールを目指し、困難に立ち向かうように、皆様と手を取り合い完成というゴールに向かい難しい状況にも歩みを止めない事が大切だと考えます。
熊本県フットボールセンターは、地域ににぎわいを創出する交流拠点として、住民の皆様(やサッカーファミリー)と共に成長していく空間を目指しています。しかし、その空間を生み出すためには、皆様のさらなるご支援が不可欠です。文化は行動することで生まれます。ぜひ引き続き本事業の趣旨にご賛同いただき、プロジェクト実現へのご協力をお願い致します。
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