スペイン発のeスポーツ大会「Beat the Best」が日本上陸

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スペインのeスポーツリーグ「eLaLiga Santander」が、2021/22シーズンの国際プロジェクト「Beat the Best」を日本向けに発表した。

昨年12月より世界13カ国で展開されてきた同プロジェクトは、人気サッカーゲーム「EA SPORTS FIFA 22」のアマチュアナンバーワンを決めるトーナメントだ。日本大会の勝者は賞金500米ドルに加え、人気ユーチューバー「たいぽん」への挑戦権を得ることができる。

同大会は5月9〜12日にオンラインで開催。申し込みは以下のサイトより、4月25日から5月8日まで受け付けている。
https://beatthebest.elaliga.gg

「Beat the Best」とは
2020/21シーズンに開催され、2万1000人の登録プレーヤーとSNS上で300万回のインプレッションを集めた「eLaLiga Fan Cup」に続くイベントであり、eLaLiga SantanderがEA SPORTSと共に取り組む国際化プロジェクトの1つ。ラ・リーガのデジタル戦略ディレクターであるアルフレド・ベルメホ氏は次のように説明している。

「eLaLiga Fan Cupは、eLaLiga Santanderがスペイン国内で積み重ねた実績を国際的に展開した初のプロジェクトでした。パンデミックの影響により様々な変更を余儀なくされましたが、予定したすべての国でトーナメントを開催でき、我々の国際戦略の基礎を築くことができました。今季も2つの意欲的な企画によってプロジェクトを継続しています」

ベルメホ氏の説明にもあった通り、今季はオンラインで行われる「Beat the Best」に加え、対面方式の大会「Challenges」も開催されている。第1回は3月に中国で開催され、参加者数、フォロワーの両面で成功を収めた。第2回はアメリカで6月19、20日に行われる予定だ。国内のトッププレーヤー、インフルエンサーを集めたこれらのエキシビジョントーナメントを通し、eLaLiga Santanderの国際的なブランド価値を高めることが期待されている。

新スポンサー、eLaLigaに参入
過去数年シーズンと同様に、eスポーツ業界が持つポテンシャルに理解を示すメーカーは増え続けており、今季はBanco SantanderとGalaxy Racerが大会の公式スポンサーを務めることになった。

5季目を迎えたeLaLiga Santander
国際的プロジェクトを進める一方、スペイン国内では5シーズン目を迎えたeLaLiga Santanderが佳境を迎えている。

今季は全クラブが2つのグループに分かれ、毎週集まって対面で試合を行っている。レギュラーシーズンの最終順位はラ・リーガ・サンタンデールの所属クラブを用いたホームアンドアウェー方式の180試合で決定。5月には各グループの上位8クラブ、計16クラブがグラン・ファイナルに進出し、2021/22シーズンの王者を決める。上位32クラブに配分される賞金総額25万ユーロのうち、チャンピオンには6万ユーロが贈られる。

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