「頂点を、つかむ。」マリーンズ戦記 3月25日イーグルス戦
3月1日に高校を卒業したばかりの若者の手で2022年初勝利を掴んだ。息は白くなるほど肌寒い杜の都 仙台で井口マリーンズは開幕戦勝利を挙げた。4対0。完勝だった。
「石川が本当に低め低めに投げて試合を作ってくれた。そして松川がしっかりとリードをしてくれた。石川のいいところを引き出してくれた」
井口資仁監督は試合が終了するとまずはバッテリーを褒め称えた。注目を集めた高卒ルーキーの松川虎生捕手。史上3人目となった高卒ルーキーの開幕スタメンも堂々としていた。ベンチで見守った指揮官も「全然変わらなかった。普段通り、ドッシリとベンチの一番いいところに座っていた」と笑うしかなかった。ヒットこそ出なかったが、石川歩投手をインコースにストレートを堂々と要求するとシンカーとツーシームを的確に決め、試合の流れを作った。そして続くタイロン・ゲレーロ投手、益田直也投手を好リード。完封勝利に導いた。
「最後は抑えに柿沼を起用することもプランにあったが、今日の流れ的にいい感じでリードしていたので、最後まで行かそうとなった」
当初のプランでは僅差で終盤に突入し経験豊かな柿沼友哉捕手の投入を考えていたが、ベンチでマウンドとの息の合った呼吸を見て最後まで行くことを決断した。
打線は五回までイーグルス先発の則本の前に無安打に抑えられたがワンチャンスを生かした。六回一死から平沢大河内野手が四球を選ぶと高部瑛斗外野手が意表をついて三塁線へセーフティバント。ここから打線がしぶとく繋がり3得点。マリーンズらしい粘りの野球で突破口を切り開いた。
「足を使ってしっかりと点をとれた。ここまでしっかりと対策をしてきた。なかなか点のとれる投手ではなかったけど、しっかりと点をとれた」と井口監督も嬉しそうに振り返った。
「頂点を、つかむ。」という絶対優勝を明確に目標に掲げるチームスローガンと共にスタートした一年は白星で始まった。キーマンとなったのは18歳捕手。「次につながるリードだった」と井口監督は絶賛する。高卒捕手が開幕戦にスタメン出場し勝利するのは1955年の大映 谷本稔氏以来、実に67年ぶりだった。「勝てたことが一番っス」と大物の雰囲気漂う松川は笑った。優勝だけを目指しているマリーンズは最高のスタートを切った。
「石川が本当に低め低めに投げて試合を作ってくれた。そして松川がしっかりとリードをしてくれた。石川のいいところを引き出してくれた」
井口資仁監督は試合が終了するとまずはバッテリーを褒め称えた。注目を集めた高卒ルーキーの松川虎生捕手。史上3人目となった高卒ルーキーの開幕スタメンも堂々としていた。ベンチで見守った指揮官も「全然変わらなかった。普段通り、ドッシリとベンチの一番いいところに座っていた」と笑うしかなかった。ヒットこそ出なかったが、石川歩投手をインコースにストレートを堂々と要求するとシンカーとツーシームを的確に決め、試合の流れを作った。そして続くタイロン・ゲレーロ投手、益田直也投手を好リード。完封勝利に導いた。
「最後は抑えに柿沼を起用することもプランにあったが、今日の流れ的にいい感じでリードしていたので、最後まで行かそうとなった」
当初のプランでは僅差で終盤に突入し経験豊かな柿沼友哉捕手の投入を考えていたが、ベンチでマウンドとの息の合った呼吸を見て最後まで行くことを決断した。
打線は五回までイーグルス先発の則本の前に無安打に抑えられたがワンチャンスを生かした。六回一死から平沢大河内野手が四球を選ぶと高部瑛斗外野手が意表をついて三塁線へセーフティバント。ここから打線がしぶとく繋がり3得点。マリーンズらしい粘りの野球で突破口を切り開いた。
「足を使ってしっかりと点をとれた。ここまでしっかりと対策をしてきた。なかなか点のとれる投手ではなかったけど、しっかりと点をとれた」と井口監督も嬉しそうに振り返った。
「頂点を、つかむ。」という絶対優勝を明確に目標に掲げるチームスローガンと共にスタートした一年は白星で始まった。キーマンとなったのは18歳捕手。「次につながるリードだった」と井口監督は絶賛する。高卒捕手が開幕戦にスタメン出場し勝利するのは1955年の大映 谷本稔氏以来、実に67年ぶりだった。「勝てたことが一番っス」と大物の雰囲気漂う松川は笑った。優勝だけを目指しているマリーンズは最高のスタートを切った。
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