ギリシャ・スーパーリーグ・プレーオフ・ラウンド2回戦、PAOKは敵地でAEKアテネと対戦した。カンファレンスリーグの影響で怪我人や疲労が目立つが敵地で勝利を飾りたい。

　最初のチャンスは12分、中盤でボールを奪ったアテネが右サイドへ展開する。アムラバトがグラウンダー性のクロスを送るもツバーは合わせることが出来なかった。

　35分、PAOKはゴール前でA.ジヴコヴィッチが相手を引き付けて右サイドにボールを回す。テイラーのクロスにコラーク、ミトリツァが合わせるも上手くミートすることは出来なかった。

　お互い膠着した展開となりゴールは生まれず、前半を0‐0で折り返した。

　試合が動いたのは49分、中盤でボールを奪ったPAOKはミトリツァがボールを運び、最終ラインの裏にスルーパスを送る。このボールに抜け出したコラークが冷静に1対1を決め切り、PAOKが貴重な先制点を獲得した。

　59分、右サイドからのCKをヴァレラが折り返し、コラークが押し込むもシュートはGK正面。PAOKはカウンターから追加点を狙うも決定機を決め切ことが出来なかった。

　攻勢を強めるアテネは86分、後半から投入されたガルシアがボールを運び中央へ折り返す。このボールをシマヌスキがフリックするも大外のアムラバトには届かなかった。

　コラークのゴールを守り切ったPAOKが敵地でAEKアテネ相手に1‐0で勝利した。