9年ぶりの感謝を込めー横峯さくら好発進
【<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>】
JLPGAツアー2022シーズン第3戦『Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)が3月18日、鹿児島県・鹿児島高牧カントリークラブ(6,419Yards/Par72)で開幕。大会第1日は悪天候のため、4時間遅れのスタートで午後6時21分、日没サスペンデッドになった。暫定首位は4アンダーのルーキー天本ハルカ(10H終了)、1打差の3アンダー、同2位に吉田優利(13H終了)がつけている。プレーを終了した選手では野澤真央、内田ことこ、横峯さくらが2アンダー、同3位タイ。ディフェンディングチャンピオン・小祝さくら(15H終了)は1アンダー、同11位タイとまずまずのスタートを切った。
(天候:雨のち曇り 気温:17.4℃ 風速:5.5m/s)
《グリーン=スティンプ:11 1/2フィート コンパクション:22.5mm》
2013年以来、故郷・鹿児島へ。横峯さくらは9年分の感謝を込めて、必死のプレーだった。最終18番、5Iの第2打はグリーンオーバー。しかし、ギャラリーの声援が効いた。残り18ヤードを58度でチップイン。2アンダーで第1日を終えた。特に、終盤のプレーは久々に目を引く。15、16番の連続バーディーはお見事。
「このコース、アンダーパーでプレーできたことが本当にうれしい。きょうは、短いパッティングをはずしたけど、とにかくアンダーパーでプレーできたことに価値がある」と納得の表情だった。この日は悪天候でスタートが約4時間遅れ。「昨晩から、2時間遅れるということが決まっていたし、心の準備ができていました。おかげで、けさはリラックスできたし、良かったと思います」と話す。
その上で、「雨の中、見に来てくださったギャラリーの方々へ、少しはいいプレーをお見せできたかもしれない。粘りのゴルフを見ていただけた」。ほっと胸をなでおろした。やはり、故郷はいい。もちろん、しっかりと準備を整えた。出産を経て、今季から本格的にJLPGAツアーへ復帰。「子育ては、とても大変ですけど、今回は託児ルームがあり母が面倒を見てくれています。本当にありがたい」と感謝の言葉をのべた。
開幕から2戦の内容はいまひとつ。今回は、用具契約するメーカーへ、さまざまな現状を伝えた。1Wとパターのスペックを大幅変更。「この2試合、フェアウエイキープ率が悪すぎた。特に、開幕戦は半分以下ですから戦えません」といい、「1Wのライ角を8.5度から10.5度へ。9.5度までは試したことがある。でも、10.5度は初めてです。でも、キャリーが出るようになって、とてもいい感じです。体の調子が良くなってきている」と好感触に満足そうだ。
一方、パターは従来のピンタイプでも、幅が広いものにスイッチ。「ラインが合っていても、カップへ届かない。フェースの芯の下でストロークする傾向がある。そこで、ストロークをかえず、合うパターをすすめてくださった。1本目からフィットして、ボールの転がりがとてもいいです。キャロウェイさんに助けていただきました」と加えている。
感謝のメッセージを連発した会見は、耳に心地よい。さくらの季節がやってきた。
(天候:雨のち曇り 気温:17.4℃ 風速:5.5m/s)
《グリーン=スティンプ:11 1/2フィート コンパクション:22.5mm》
2013年以来、故郷・鹿児島へ。横峯さくらは9年分の感謝を込めて、必死のプレーだった。最終18番、5Iの第2打はグリーンオーバー。しかし、ギャラリーの声援が効いた。残り18ヤードを58度でチップイン。2アンダーで第1日を終えた。特に、終盤のプレーは久々に目を引く。15、16番の連続バーディーはお見事。
「このコース、アンダーパーでプレーできたことが本当にうれしい。きょうは、短いパッティングをはずしたけど、とにかくアンダーパーでプレーできたことに価値がある」と納得の表情だった。この日は悪天候でスタートが約4時間遅れ。「昨晩から、2時間遅れるということが決まっていたし、心の準備ができていました。おかげで、けさはリラックスできたし、良かったと思います」と話す。
その上で、「雨の中、見に来てくださったギャラリーの方々へ、少しはいいプレーをお見せできたかもしれない。粘りのゴルフを見ていただけた」。ほっと胸をなでおろした。やはり、故郷はいい。もちろん、しっかりと準備を整えた。出産を経て、今季から本格的にJLPGAツアーへ復帰。「子育ては、とても大変ですけど、今回は託児ルームがあり母が面倒を見てくれています。本当にありがたい」と感謝の言葉をのべた。
開幕から2戦の内容はいまひとつ。今回は、用具契約するメーカーへ、さまざまな現状を伝えた。1Wとパターのスペックを大幅変更。「この2試合、フェアウエイキープ率が悪すぎた。特に、開幕戦は半分以下ですから戦えません」といい、「1Wのライ角を8.5度から10.5度へ。9.5度までは試したことがある。でも、10.5度は初めてです。でも、キャリーが出るようになって、とてもいい感じです。体の調子が良くなってきている」と好感触に満足そうだ。
一方、パターは従来のピンタイプでも、幅が広いものにスイッチ。「ラインが合っていても、カップへ届かない。フェースの芯の下でストロークする傾向がある。そこで、ストロークをかえず、合うパターをすすめてくださった。1本目からフィットして、ボールの転がりがとてもいいです。キャロウェイさんに助けていただきました」と加えている。
感謝のメッセージを連発した会見は、耳に心地よい。さくらの季節がやってきた。
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