スタッツ分析:マジョルカ対レアル・マドリー

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マジョルカのダイレクトプレーとかわすドリブル

ルイス・ガルシア・プラサ監督率いるマジョルカは、空中戦によるボール保持率がリーグ2位の59.2%を誇る。ボール奪取の直後に前方へパスを送る割合も57%と高く、長身FWベダト・ムリキを獲得した1月以降は縦パスやアーリークロスを用いたダイレクトな攻撃が増えた印象だ。

一方、かわすドリブルの成功率(57.9%)もリーグ2位の数値を記録している。個々がパスを受ける際、最も近い位置にいる相手選手との距離はリーグで3番目に近い。これらのスタッツからは、久保建英らアタッカーが厳しいプレッシャーを受けながらボールを受け、マークを剥がすドリブル突破でチャンスを作り出していることが読み取れる。

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あらゆるスタッツで抜きん出るレアル・マドリー

今季を通し、カルロ・アンチェロッティ率いるレアル・マドリーは多くのスタッツで成長を見せてきた。1試合平均2ゴールペースの得点率、チャンスにつながるポゼッションの回数、前方へのパスの成功率、ボールロストの少なさといった数値は軒並みリーグトップ。さらには時速24キロメートル超の走行距離もリーグ最長を記録している。これらのスタッツは個々の技術とチーム戦術、インテンシティーのバランスが高いレベルでかみ合っていることを示している。

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マジョルカの攻撃を創り出す久保建英

久保建英は複数のスタッツで優れた数値を計上している。時速24キロメートル超のアクションはチーム4位の1試合平均6.5回。1試合平均2.5回を数える攻撃面で大きなインパクトを与えたプレー、3本近い平均シュート本数は共にチームトップだ。特筆すべきはシュートにつながるラストパスで、1試合平均2.1本はリーグのトップ10に入る。これらのスタッツは久保がマジョルカの攻撃を創造し続けていることを物語っている。

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