カンファレンスリーグベスト16 1stレグ、PAOKはトンバ・スタジアムでKAAヘントと対戦した。

　最初のチャンスは19分、スローイングから右サイドを崩し、ビセスワールがゴール前に折り返す。このボールをアクポムが合わせようとするもヘント守備陣が体を張った守備に防がれた。

　ヘントは24分、ハイプレスからPAOKのパスミスを拾いショートカウンター。スルーパスにヒュルスガーが抜け出すもパスハラキスが飛び出して対応した。

　41分、ロングフォードからPAOKはクリアミスを拾ったヘントはDFラインの裏を狙ったクロスを送るも合わせることは出来なった。お互い膠着した展開となった前半を0‐0で折り返した。
　
　52分、ヘントのデ・サールがペナルティエリア前からミドルシュートを放ち、パスハラキスがセーブしたボールをカストロ＝モンテスが押し込みヘントの先制かと思われたが、オフサイドの判定でゴールは取り消しとなった。

　試合が動いたのは57分、絶好の位置でFKを獲得したPAOKのキッカーはギリシャ・スーパーリーグ得点王のクルティッチ。ヘントの壁に当たって方向が変わったシュートはネットを揺らし、PAOKが貴重な先制点を獲得した。

　68分、得点が必要なヘントは右サイドからのアーリークロスにヒュルスガーが飛び込む。このクロスをPAOK一筋のリラツィスがクリアし、チームを鼓舞するプレーを見せた。
　
　AT2分にはPAOKがロングカウンターから追加点を狙うもヘント守備陣が踏ん張り、PAOKはKAAヘントとの1stレグを1‐0で勝利し、敵地での2ndレグを戦う。