南アフリカ代表のCTBルカニョ・アム選手、コベルコ神戸スティーラーズに合流! 「神戸でもビッグプレーを見せたい!」

チーム・協会

【コベルコ神戸スティーラーズ】

「ラグビーワールドカップ2019日本大会」に6試合先発出場し、南アフリカ代表の優勝に貢献したルカニョ・アム選手が、3月10日、チームに合流した。
身長186cm、体重100kg。1993年生まれの28歳は、センターだけでなく、ウイングでもプレーする。また、南アフリカの「シャークス」ではキャプテンを務め、優れたリーダーシップも併せ持つ。ニックネームは、「ルーク」だ。
アム選手は、「コベルコ神戸スティーラーズは、歴史が深いチームです。そういうチームでプレーできることはそうそうあることではありません。また、神戸のラグビーは自分のスタイルにも合っていると思います」と話す。
続けて、「もともと開幕に合わせてチームに合流したかったのですが、コロナの影響で入国ができなかったこともあり、シーズン途中から加わることになりました。早くチームに馴染むためにも、仲間とコミュニケーションを取って良い関係を築き、チームに良い影響をもたらしたい」と、意気込んだ。
この日の練習は見学となったが、チームから「エナジーを感じる」と笑顔を見せていた。
気になるコンディションは、
「シャークスもシーズン中ですので、3日間の隔離期間を含めて1週間のオフを取ったような感じで、体を休めることができ、コンディションは万全です」と自信を見せる。
デーブ・ディロンヘッドコーチは「オールラウンダーな選手ですが、優れた才能を持った選手です。しかも、ラグビーの実力だけでなく、人間としても素晴らしい。フィールド内外でチームに良い影響を与えてくれると思います」と期待を寄せる。
苦しい戦いが続くコベルコ神戸スティーラーズだが、
アム選手は「チームが流れを取り戻す要因になれるよう頑張ります」と力強く述べていた。
レギュレーション上では、3月20日の第10節静岡ブルーレヴス戦から出場が可能だ。
スコットランド、ウェールズ、アイルランド、イタリア・南アフリカのクラブが出場する「ユナイテッド・ラグビー・チャンピオンシップ」のブルー・ブルズ戦(2月13日)では、味方が蹴ったキックオフのボールをそのままキャッチし、キックを絡めて、そのままトライを決めるスーパープレイを見せていた。神戸スティーラーズの試合でも、「ビッグプレーを見せたい!」と宣言する。ワールドクラスのプレーをぜひスタジアムで見届けよう。

「アタックでは外にスペースを作り、ディフェンスでは神戸のシステムを早く理解してインパクトを与えたい」と話していたアム選手。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

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著者プロフィール

兵庫県神戸市をホストエリアとして、日本最高峰リーグ「NTTジャパンラグビー リーグワン」に参戦しているラグビーチーム「コベルコ神戸スティーラーズ」。チームビジョンは『SMILE TOGETHER 笑顔あふれる未来をともに』、チームミッションは『クリエイティブラグビーで、心に炎を。』。 ホストエリア・神戸市とは2021年より事業連携協定を締結。地元に根差した活動で、神戸から日本そして世界へ、笑顔の輪を広げていくべく、スポーツ教室、学校訪問事業、医療従事者への支援など、地域活性化へ向けた様々な取り組みを実施。また、ピッチの上では、どんな逆境にも不屈の精神で挑み続け、強くしなやかで自由なクリエイティブラグビーでファンを魅了することを志し、スタジアムから神戸市全体へ波及する、大きな感動を創りだす。 1928年創部。全国社会人大会 優勝9回、日本選手権 優勝10回、トップリーグ 優勝2回を誇る日本ラグビー界を代表するチーム。

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