PAOK|白熱のテッサロニキダービーはスコアレスドロー

PAOK FC
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【©PAOKFC】

PAOKは敵地でアリス・テッサロニキとのテッサロニキダービー。試合はお互い決定機を作り出すも得点は生まれず、スコアレスドローで終えた。

 PAOKはクランティス・ヴィケリディスでアリス・テッサロニキとのテッサロニキダービーを戦った。

 ルチェスク監督が会見で語ったように対照的なスタイルの対戦となった。PAOKがボールを握り攻撃を組み立てたのに対し、アリスは受け身に徹してカウンターを狙う構図となった。

 最初のチャンスは2分、左サイドからのスルーパスに抜け出したアリスのカマラがGKと一対一のチャンスを迎えるが、守護神パスハラキスが足元でセーブ。

 こぼれ球をエンディアエが押し込むもカバーに入っていたミハイリディスが態勢を崩しながらクリア。パスハラキス、ミハイリディスにスーパープレーが生まれ、アリスは先制点とはらならかった。

 24分、中盤でPAOKのカウンターを防いだアリスが左サイドからカウンターを仕掛ける。左SBガネアの折り返しのこぼれ球を拾ったガルシアがミドルシュートを放つ。このシュートをパスハラキスが右手1本でセーブ。

 PAOKは41分、右サイドからサステレ、A.ジヴコヴィッチ、アクポムと繋ぎ、アクポムが振り向きざまにシュートを放つもアリス守備陣が体を張った守備の前に塞がれた。白熱のテッサロニキダービーは前半を0‐0で折り返した。

 55分、PAOKは中央のコンビネーションから左サイドへ展開する。折り返しにビセスワールが合わせるもシュートは枠に入らない。

 64分、左サイドからのCKにマークを外してフリーになったサスハが頭で合わせるも上手くミートすることは出来なかった。

 PAOKは78分、FKのこぼれ球を拾ったA.ジヴコヴィッチがコントロールショットを放つもアリスGKがキャッチ。

 試合終了間際にアリスが波状攻撃を仕掛けるもタイムアップ。クランティス・ヴィケリディスでのテッサロニキダービーはスコアレスドローで終わった。
 

キックオフ前に両チームの選手が黙とうを捧げた。 【©PAOKFC】

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著者プロフィール

PAOK(パオク) FCは1926年に創設されたギリシャのサッカークラブです。オリンピアコス、パナシナイコスとともに一度も2部に降格したことがない名門クラブで、3回のリーグ優勝と7回のカップ戦優勝を誇ります。本拠地のテッサロニキはギリシャ第2の都市であり、北部ギリシャの人気クラブとして熱狂的なファンを抱えています。

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