プレミアリーグ第23節、首位を走るマンチェスター・シティはアウェイでサウサンプトンと対戦。デ・ブライネやベルナルド・シウバといったおなじみの面子がスタメンに名を連ね、マカティーやウィルソン=エスブランドといった期待の10代の選手も招集された。

　試合は前半7分、相手に自陣左サイドを突破されると右DFウォーカー=ピータースにペナルティーエリア内から見事なシュートを決められ、サウサンプトンがリードを手にする。

　シティはその後も相手FWアルマンド・ブロヤにネットを揺らされるが、こちらはオフサイド。かろうじて追加点は免れた。

　追いつきたいシティは、前月のリーグ最優秀選手賞を受賞したスターリングを筆頭に相手ゴールを脅かすが1点が遠く、リードされたまま前半を終える。

　後半も高いボールポゼッション率を維持して試合をコントロールしていたシティ。同点ゴールの匂いがする中、念願の瞬間が訪れたのは65分だった。

　そのシーンは右サイドからのフリーキック。ベルギー代表デ・ブライネが相手GKと最終ラインの間に絶妙なボールを送ると、ヘディングで合わせたのはラポルト。スペイン代表DFは自慢のテクトニックダンスで自身のゴールを祝った。

　シティはその後も敵陣でボールを支配していたが、11人全員でゴールを死守するサウサンプトン相手になかなか逆転ゴールを奪えない。デ・ブライネやジェズスのシュートも共にポストに嫌われ、結局試合は1-1で終了した。

　これまでリーグ戦12連勝中だったシティの記録はこの日でストップ。しかしそれでも2位リヴァプールとの勝ち点差は12。相手が2試合少ないとはいえ、大きなリードを維持している。

　ゴール
1-0　サウサンプトン：ウォーカー=ピータース（7分）
1-1　シティ：ラポルト（65分）