<国内男子ゴルフ>JGTO会長 青木功より新年のご挨拶

チーム・協会

【本年もなにとぞ宜しくお願い申し上げます©JGTOimages】

新年あけましておめでとうございます。

日ごろは一般社団法人日本ゴルフツアー機構の諸活動に多大なるご理解とご協力をいただき、心より厚く御礼を申し上げます。

昨年のジャパンゴルフツアーを振り返ってみますと、一昨年発生しました新型コロナウイルスの感染拡大はさらに猛威を振るい、国内に留まらず、世界的な拡大となったことから、1月に開催を予定していたSMBCシンガポールオープンは、開催を断念せざるを得ない状況となりました。
コロナウイルスの感染状況は拡大と収縮を繰り返し、これに連動する形で緊急事態宣言の発出、解除がされる事態となりました。
そのような中におきましても、4月の国内の開幕戦を何とか開催することができ、そして12月の最終戦まで、ツアートーナメント24試合、AbemaTVツアー12試合を無事終えることが出来ました。
このように1年を通してジャパンゴルフツアーを開催できましたことは、何よりも、大会を主催、ご支援いただきました主催者の皆さま方、協賛社の皆さま方の大変なご尽力と情熱の賜物であります。深く感謝申し上げます。

コロナ禍においての様々な制限がある中での2021年でしたが、昨年は男子ゴルフ界にとっての大きな出来事がいくつかありました。
その中でも、4月に開催されましたマスターズトーナメントにおきまして、松山英樹選手がアジア人初となる制覇を成し遂げました。このことは、我々に大きな夢と希望を与えたと同時に、コロナ禍にある日本国民にたくさんの勇気を与えてくれました。
松山選手の活躍はこれに留まらず、7月に開催されました東京オリンピックのゴルフ競技では大熱戦の末に4位タイに入り、さらに10月にはPGAツアーとJGTOの共同での開催となったZOZO CHAMPIONSHIPにおきまして、見事に凱旋帰国での優勝を果たし、大きな感動を呼びました。
これに呼応するかのように、ジャパンゴルフツアーのツアーメンバー達もおおいに触発され、特に若手の台頭が顕著な1年となりました。

このような素晴らしい出来事があり、また1年を通してジャパンゴルフツアーを開催することが出来ましたが、何よりも心残りだったことは、すべての大会において、無制限にゴルフファンの皆さまをお迎えできなかったことです。
ファンの皆さま方に選手達の迫力あるプレーを間近でご覧いただき、そして声援が選手達に届き、それに選手達が最高のプレーで応えるという、トーナメントの醍醐味をそれぞれが感じることが出来なかったことが残念でなりませんでした。
しかしながら、少しでもファンの皆さまと繋がっていたい、選手達の活躍やメッセージを何とか伝えたいとの想いから、SNSを活用して積極的に発信をしてきました。
その中で、本当にたくさんのファンの皆さま方からの熱い想いやメッセージをいただき、あらためて、選手達の活躍が社会を元気にし、様々な方の活力になることを実感することができました。
我々JGTOでは、ゴルフファンの皆さま方と選手達の繋がりはもちろんのこと、トーナメントに関係する方々、ゴルフに関係する方々などをはじめ、老若男女を問わず広く繋がっていたい、また選手達と社会との繋がりを皆さんに広く知っていただきたいとの想いから、『Discover Your Green』と称した取り組みを始めています。
是非、私どものホームページやSNS等で繋がっていただきたいと思っております。

先般、今シーズンのトーナメント開催日程を発表いたしましたが、おかげさまを持ちまして昨年よりも試合数は増えました。また、開催調整中のトーナメントもありますので、さらに試合数が増えることも期待されます。
今年こそ、たくさんのゴルフファンの皆さまにトーナメント会場にお越しいただき、そして大きな声援を送っていただき、その中で選手達が躍動する姿をお見せできることを願って止みません。
2022年のジャパンゴルフツアーに更なるご期待をいただきまして、引き続きご支援、ご声援をいただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

一般社団法人日本ゴルフツアー機構
会 長   青木 功
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