アストン・ヴィラ|アンフィールドで健闘するもリヴァプールに1-0で敗北 (PL第16節)

アストン・ヴィラFC
チーム・協会

【©︎AstonVillaFC】

ジェラード監督の凱旋試合となった試合は守備陣が奮闘するもサラーのPKによる一撃に沈む

 プレミアリーグの第16節。リヴァプールのレジェンドであるジェラードのアンフィールド凱旋試合となり大きな注目を集めた今節。数多くのホームのリヴァプールファンが元キャプテンであるジェラードの帰還を歓迎する中で行われた試合であった。

 試合は今季リーグトップの得点数を誇るリヴァプールに主導権を握られてしまう。11分、リヴァプールのトレント・アレクサンダー・アーノルドがサラーとのコンビプレーからシュートを放つがこれはマティ・キャッシュがブロックする。

 さらにまたもアーノルドからのクロスに反応したロバートソンがニアポストへヘディングシュートを放つが、これはキーパーのマルティネスが素晴らしいセーブでチームを救う。

 ヴィラはその後もプレミアリーグのトップスコアラーであるサラーらを中心に猛攻をくらい続けるが、マルティネスの度重なるスーパーセーブのおかげもあり、前半を何とか0-0で折り返すことに成功する。

アンフィールドでプレーするジョン・マッギン(左) 【©︎AstonVillaFC】

 後半も防戦一方の状態が続く。そしてアンフィールドの観客たちのボルテージが上がっていく中、67分について均衡が崩れてしまう。

 ボックス内に侵入してサラーにタックルを仕掛けた足が引っかかってしまい、これがペナルティの判定となってしまう。マルティネスがコースを読んで飛んだものの、サラーが正確な左足で蹴ったボールは無情にもネットに突き刺さり先制を許してしまう。

サラーを倒してしまうミングス 【©︎AstonVillaFC】

 リードを許したジェラード監督はエミリアーノ・ブエンディアとダニー・イングスを投入し、チームの活性化を図った。ただし、この試合でほとんどできなかったヴィラのボールポゼッションをようやく見ることができた頃には、試合はすでに終盤に差し掛かってしまっていた。

 試合はこのまま動くことなくヴィラがアンフィールドで黒星を喫することになり、残念ながらジェラード監督の凱旋試合を勝利で飾ることはできなかった。次節は12月14日(火)にノリッジとのアウェー戦を控えている。

ゴール
1-0 リヴァプール: サラー (67分)(PK)
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著者プロフィール

アストン・ヴィラFCは1874年に設立されたイングランド屈指の名門サッカークラブで、ウェスト・ミッドランズ州バーミンガムに本拠地を構えます。国内リーグとFAカップでそれぞれ7回の優勝を誇り、1981-82シーズンには欧州制覇も経験しています。また、イギリス王太子チャールズの長男ウイリアム王子がファンであることでも有名です。

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