マンチェスター・シティはPSGにホームで2-1の逆転勝利【欧州CLグループステージ】

マンチェスター・シティFC
チーム・協会

【©︎ManCity】

ホームでPSGを破り、 CLグループステージA組の首位通過を決める

 UEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ第5戦、ホームのマンチェスター・シティはPSGと対戦。前回の対戦ではアウェイで0-2のスコアで敗れており、雪辱を果たしたい因縁の対決であった。勝てば首位でグループリーグ突破が決まる重要な試合であり、このビッグマッチに注目が集まった。

 現在ヨーロッパで最もハイレベルであるこの2チームの対戦は序盤から期待を裏切らないものになった。試合開始からペースを握ったのはホームのシティだった。

 6分、リヤド・マフレズのフリーキックを受けたロドリゴがバックポストに飛び出し、角度のついたヘディングシュートがゴールに向かったが、PSGのプレスネル・キンペンベがヘッドで弾き出した。

 一方のPSGはキリアン・ムバッペ、ネイマール、リオネル・メッシという3大スーパースターたちを中心にカウンター攻撃を仕掛けてくるが、それでもシティは主導権を譲ることはなかった。

 18分には、マフレズとベルナルド・シウバの見事なコンビネーションから最後にマフレズがシュートを放ったが、これはPSGハキミが間一髪のところで頭で防いだ。前半シティはゴールを奪うことはできなかったものの内容ではPSGを圧倒していると言える内容であった。

ボールを競り合うシティのギュンドアンとPSGのメッシ 【©︎ManCity】

 しかし迎えた後半、PSGの圧倒的な攻撃陣が牙を剥いた。後半開始5分にネイマール、メッシ、メンデス、エレーラの4人による強烈なコンビネーション攻撃から、最後はファーポストに待ち構えていたエムバペに決められてしまう。

 エティハド・スタジアムに前回の敗戦が頭によぎった瞬間ではあったが、今回はその通りとはならなかった。63分にロドリの見事なチップキックにカイル・ウォーカーが反応し、ボールをボックス中央にダイレクトで折り返すと、待ち構えていたラヒーム・スターリングが押し込み同点ゴールを決めた。

ゴールを決めて喜ぶスターリング 【©︎ManCity】

 勢いのそのままに、76分にマフレズがファーポストに鮮やかなボールを送ると、ベルナルドが冷静さと視野の広さを発揮してダイレクトでジェズスに折り返し、ジェズスが逆転ゴールを決めた。

 その後PSGも幾度となく反撃を試みたが、シティが粘り強く戦い、見事な勝利を収めた。激戦を制したシティがグループAの首位突破を決めている。

ゴール
0-1 PSG:エムバペ (50分)
1-1 シティ: スターリング(63分)
2-1 シティ: ジェスス(76分)
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著者プロフィール

マンチェスター・シティFCは、1880年に設立されたイングランド・マンチェスターに本拠地を置くサッカークラブで、プレミアリーグに加盟しています。44シーズンぶりとなるリーグ制覇(2011-12シーズン)や、プレミアリーグ史上初の勝ち点3桁でのリーグ優勝(2017-18シーズン)など、近年世界で最も勢いのあるクラブとして知られています。

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