セント・ジョンストンを下し、スコティッシュカップの決勝に進出|セルティックFC

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【©CelticFC】

途中交代のフォレストの一発で前回王者に勝利

 スコティッシュリーグ杯の準決勝で前回覇者のセント・ジョンストンFCとの対戦となったセルティック。古橋はこの試合スリートップの真ん中でスタメン出場をした。

 序盤はジョタが左サイドから積極的にカットインからのシュートを放つなどして、セルティックの攻撃を組み立てる。

 前半はセルティックがポゼッションで試合を優位に進めているように見えたが、時折セント・ジョンストンにゴールを脅かされるシーンも何度か見られた。前半は0-0のスコアレスで折り返す。

前半ボールを追いかける古橋選手 【©CelticFC】

 後半もセルティックがボールを保持するが、昨シーズン国内カップ戦で2冠を達成したセント・ジョンストンの堅固なディフェンスをこじ開けることができずにいた。ポステコグルー監督は、なんとか突破口を見つけようと68分に経験豊富なフォレストを投入する。そしてその5分後、この交代が功を奏しフォレストがセルティックにゴールをもたらした。

 ジョタが左サイドからペナルティーエリアに侵入し、中に配給したボールがセント・ジョンストンのDF にヒット。そのこぼれ球をフォレストがボレーで見事に決めてセルティックが1-0で先制した。セルティックはこの1点を守り切り勝利した。

ゴールを決めて喜ぶフォレスト選手 【©CelticFC】

 互いに決定機を作り出せず厳しい戦いとなったが、監督の采配が的中し、来月開催される決勝への出場資格を勝ち取った。古橋はこの日90分までプレーして、得点はならなかったものの、裏への抜け出しや相手へのプレスなど、攻守に渡って存在感を発揮していた。

 決勝は12月19日にレンジャースとハーバーニアンの勝者と優勝をかけて争うことになる。


ゴール
1-0 セルティック:フォレスト(73分)
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著者プロフィール

セルティックFCは1887年に設立されたイギリス・スコットランドの名門サッカークラブで、グラスゴーに本拠地を構えます。世界的に有名なサッカークラブで、2005-06シーズンから2008-09シーズンまで中村俊輔選手が、2007-08シーズンから2009-10シーズンまで水野晃樹選手が所属していました。特に2006年11月、チャンピオンズ・リーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で中村選手が決めたフリーキックは、現在でもファンの間で語り継がれています。

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