山本由伸が投手4冠、4選手が盗塁王に…… パ・タイトル獲得者一覧

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【オリックス・バファローズ 山本由伸投手(C)PLM】

 パ・リーグは10月30日、レギュラーシーズン全日程を終了。それに伴い、今季の個人タイトルが確定した。各タイトル受賞者とコメント(一部選手)はこちら。

投手部門

【最優秀防御率投手賞】
山本由伸投手(オリックス)防御率1.39 2年ぶり2度目

【勝率第一位投手賞】
山本由伸投手(オリックス)勝率.783 初受賞

【最多勝利投手賞】
山本由伸投手(オリックス)18勝 初受賞

【最多奪三振投手賞】
山本由伸投手(オリックス)206奪三振 2年連続2度目

○山本投手コメント
 シーズンが始まる前に、取れるタイトルは全部取りたいと思っていたので、実現することができて本当に嬉しいです。一試合一試合を精一杯やった結果なので、その積み重ねがいい数字になってくれたと思っています。昨年までは、1カ月投げられなかったり、最後に何試合か投げられなかったりというシーズンが続いていました。そこが一番悔しいポイントではあったので、今年はなんとか最後までやりきることができたので、いろんな嬉しさがありますね。

 来年は更にレベルアップしてもっともっといい数字を出せるように練習していきたいと思います。これからパーソル CS パ、日本シリーズとまだまだ続きますので、そこをチーム全員で勝ち切って、日本一を目指してがんばりたいと思います!

【最多セーブ投手賞】
益田直也投手(千葉ロッテ)38セーブ 8年ぶり2度目

千葉ロッテマリーンズ・益田直也投手 【(C)PLM】

【最優秀中継ぎ投手賞】
堀瑞輝投手(北海道日本ハム)42HP 初受賞

北海道日本ハムファイターズ・堀瑞輝投手 【(C)PLM】

○堀投手コメント
 自分が中継ぎをやると決めてから一番取りたいタイトルだったので、本当にうれしく思うのと同 時に運が良かったと自分では思っています。そして、起用してくれた首脳陣の皆さんや支えてくれたスタッフ、チームメートがいなければ、ここまでの数字は残せなかったと思うので感謝しかないです。

 今シーズンは投げていて深く考えることなく、すぐに切り替えて投げられるようになったことがこれまでとの違いだと思います。2年ぶりに50試合登板に到達できましたし、ここから50試合登板を重ねていきたい。今シーズンは良い結果を残せましたが、これで終わらないように来年、再来年と結果を残せるように頑張っていきたいです。

打撃部門

【首位打者賞】
吉田正尚選手(オリックス)打率.339 2年連続2度目

【最高出塁率者賞】
吉田正尚選手(オリックス)出塁率.429 初受賞

オリックス・バファローズ 吉田正尚選手 【(C)PLM】

○吉田正選手コメント
 チームとして優勝できたということが一番ですが、打撃タイトルもひとつの目標にしていたので、素直に嬉しく思います。しかし、もう一つの目標の全試合を戦い抜いてのタイトルではありませんので、そこをまた来年の課題にがんばっていきたいと思います。

【最多安打者賞】
荻野貴司選手(千葉ロッテ)169安打 初受賞

千葉ロッテマリーンズ・荻野貴司選手 【(C)PLM】

【最多本塁打者賞】
杉本裕太郎選手(オリックス)32本塁打 初受賞

オリックス・バファローズ 杉本裕太郎選手 【(C)PLM】

○杉本選手コメント
 まさか取れると思っていなかったのでビックリしています。自分は振りすぎると、コンタクト率が下がってしまいます。確実性が課題なので、まずはミートするだとか、軽打するとか、そういうことをしているうちにいろんなバッティングができるようになったと思います。振らなくなったことが一番の要因だと思います。監督、コーチ、スタッフ、チームメイトのみんなに助けてもらったことも大きかったですね。

 入団してから昨年までは、一軍に定着できなかったんですけど、ずっと一軍の試合に出て勝利に貢献したいと思っていたので、今年はちょっとは貢献できたのかなと。チームも優勝できましたし、本当によかったと思います。この後のCS(パーソル CS パ)、日本シリーズも打てるようにがんばります!

【最多打点者賞】
島内宏明選手(東北楽天)96打点 初受賞

東北楽天ゴールデンイーグルス・島内宏明選手 【(C)PLM】

○島内選手コメント
本当にスニーカーがもらえるので嬉しいです。
自分で稼いだのは21打点だけなので、それ以外は、自分の前に出塁をし、一塁からでもホームまで帰ってきてくれたみんなのおかげです。
タイトルを意識したのはラスト3試合くらいで、変な感じはありましたけど、アサとかオカジとか「絶対獲るぞ!」と後押しをしてくれ、それが嬉しかったですし、そういう人たちのためにも獲れて本当に良かったです。
これからもチームの勝利に貢献できる打点を挙げられるように頑張ります。

【最多盗塁者賞】
荻野貴司選手(千葉ロッテ)24盗塁 初受賞
和田康士朗選手(千葉ロッテ)24盗塁 初受賞

千葉ロッテマリーンズ・和田康士朗選手 【(C)PLM】

源田壮亮選手(埼玉西武)24盗塁 初受賞

埼玉西武ライオンズ・源田壮亮選手 【(C)PLM】

○源田選手
(盗塁王獲得が確定して)うれしい気持ちと、びっくりという気持ちの両方です。
すでに全日程を終えていましたので、ここ数日はあまりタイトルを意識することはありませんでした。
盗塁は、バッターボックスにいる打者の一球や二球を犠牲にしてしまいますし、
自分一人では達成できないものですので、周りの選手たちに感謝の気持ちでいっぱいです。

西川遥輝選手(北海道日本ハム)24盗塁 3年ぶり4度目

北海道日本ハムファイターズ・西川遥輝選手 【(C)PLM】

○西川選手コメント
 今シーズンは、序盤から思うようにプレーできず、悔しい1年でしたが、最後にこうしてタイトルを獲得できたことはうれしく思います。プロ2年目から苦しい時も寄り添ってくれた栗山監督には感謝の気持ちでいっぱいです。いい時も悪い時も、僕を信じて起用してくれ、栗山監督のおかげで今の自分があると思っています。今年は節目の300盗塁を達成することができましたが、24個という数字自体に満足はしていません。来年以降、この悔しさを糧に、さらに盗塁数を伸ばしていけるように頑張ります。
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