マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2021 ファイナル 大阪大会展望
【(C)JVA Beach Volleyball】
※新型コロナウイルス感染防止対策のため延期となった沖縄大会はファイナル後の11月27・28日で開催が決まり、ポイントは来季のツアーには持ち越さない。
ファイナルの舞台となるのは、大阪市北区の毛馬桜之宮公園内大阪ふれあいの水辺。JR大阪駅から電車で5分、桜ノ宮駅から徒歩3分という関西が誇る都市型ビーチコートだ。2013年に大川の水辺に創設されたコートは、これまでもトップツアーの会場としても活用されてきた。2年ぶりの開催となるファイナル 大阪大会。ここでどんな戦いが繰り広げられるのだろうか。
第6戦 松山大会では、長谷川暁子(NTTコムウェア)/坂口由里香(大樹グループ)組と橋本涼加(トヨタ自動車)/村上礼華(ダイキアクシス)組が決勝へ進出。第4戦 名古屋大会の決勝戦の再現となり、長谷川/坂口組が今季2勝目を飾っている。
高い守備力を発揮する坂口(由) 【(C)JVA Beach Volleyball】
落ち着いたプレーをみせる長谷川 【(C)JVA Beach Volleyball】
ファイナル 大阪大会での優勝を目標にしてきたという橋本/村上組 【(C)JVA Beach Volleyball】
男子は、第6戦 松山大会で5戦中4回目の決勝進出を果たした石島雄介(トヨタ自動車)/白鳥勝浩(トヨタ自動車)組が王座を奪回。第2戦 平塚大会 ガラナ・アンタルチカ杯の決勝で対戦した長谷川徳海(愛媛県競技力向上対策本部)/土屋宝士(恵比寿丸)組にフルセットゲームへ持ち込まれたが、4勝目を飾った。改めて強さを見せつけた戦いとなったが、それでも石島はファイナル 大阪大会に向け、「周りから王者と言われるけど、自分はそういう意識はない。毎試合、課題があり、相手に対してどう戦っていくか。その気持ちがなくなったら、都城大会のような結果になる。1試合1試合トライするだけ」と気を引き締めている。
「1試合1試合トライするだけ」と語る石島 【(C)JVA Beach Volleyball】
巧さをみせる白鳥 【(C)JVA Beach Volleyball】
ファイナル 大阪大会では、風と、風を生かした戦略が勝負の行方を握る展開となるかもしれない。
今シーズン初タイトルを狙う長谷川/土屋組 【(C)JVA Beach Volleyball】
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