■「ブリヂストンオープン」 10月7日ー10日　※無観客開催
袖ケ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース（千葉県）7119yard / Par71 ▼9日・大会3日目

今週の会場は、2週後に迫る「ZOZOチャンピオンシップ」の話題で持ちきりだ。練習場でもさかんにかわされていたのが、同大会の出場資格について。

この「ブリヂストンオープンの上位3人」と、今年の開幕から今大会までの賞金ランキングで争う「ZOZOランキングの上位7人」という2つのカテゴリーで選手たちが気にしていたのは、それぞれの資格で重複した場合。

大会3位に入れば、ZOZOランキングから抜けるのか。
ZOZOランキングに入っていれば、大会3位の資格から抜けるのか。
優先順位によって、該当選手は大きく変わる。

答えからいうと、大会上位3人の資格が上で、重複した場合はZOZOランキングが繰り下がります。

練習場に居合わせた選手たちでわいわいと議論を戦わせていたが、49歳のホストプロ、宮本勝昌はハっと話を遮り「まだ早い！　気にするのは土曜日が終わってからでしょ」。

その一声で、みな解散。
それぞれの打席に戻ってまた黙々と練習が始まった。

大勢のブリヂストン契約プロの中でも、最年長の宮本。
アメリカからいったん戻った小平智と、53歳の谷口徹と予選ラウンドを回って最上位の通算6アンダー、10位タイで決勝ラウンドに進んだ。

「2日目はみんなスコアが良くなかったけど、トークは変わらない。谷口さんが『俺もう一個前で打っていい？』って冗談言って『どうぞどうぞ2個前からどうぞ』なんて」と、思い出し笑いをしながら、ホストプロの自覚は満タン。

「20代、10代の選手と同じ舞台で戦っていて、自分も踏ん張っているけど、なかなか。もう2個、3個はいきたかったけど」と、「70」と伸び悩んだ2日目を悔しがったが「こういうフィールドでは年齢は関係ないというのが実際のところ。この大会は、いつもBマークを背負うつもりでやっています」。

今日こそ、悲願のホストVとZOZOの出場権を占う大事な3日目！！
＜本日のテレビ中継予定＞
８：30ー11：00 CS日テレジータス（1番ホール生中継）
13：30ー14：30 CS日テレジータス（後半ホール生中継）
14：30ー15：25 日本テレビ系22局ネット（後半ホール生中継）