マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2021 第6戦 松山大会展望
【(C)JVA Beach Volleyball】
愛媛県でトップツアーがスタートしたのは2016年。当初は愛媛国体が開催された伊予市で行われていたが、2018年より舞台は松山市へ。松山城のお膝元、城山公園に特設コートを作って、開催してきた。
今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、無観客開催。会場を風早長浜海岸に移し、2年ぶりに松山でマイナビジャパンツアーが開催されることになった。
マッチスケジュールは https://beach.jva.or.jp/wp-content/uploads/BVT2021-6_matsuyama_matchschedule_210926.pdf
今大会の見どころは、ファイナルに向けたマイナビポイント獲得争いだ。男子は、前回大会で優勝し、マイナビポイントランキング2位につけている高橋巧(ANAあきんど)/マルキナシム(トヨタ自動車)組が今回は不在となる。強敵のいない隙に暫定1位の石島雄介/白鳥勝浩(ともにトヨタ自動車)組がポイントを伸ばし、3位以下を引き離せるか。
石島/白鳥組は名古屋大会ぶりの優勝を狙う 【(C)JVA Beach Volleyball】
マイナビポイントをあげてランキング上位に進出したい庄司/倉坂組 【(C)JVA Beach Volleyball】
一方の女子は今年、すべての大会で女王が入れ替わるという混戦状態。そんな中、今大会で注目したいのは、地元の松山で本格的にビーチバレーボールを始めて大学女王となり、その後プロへ転身した村上礼華(ダイキアクシス)だ。2019年の松山大会で3位入賞を果たし、地元応援団を大いに沸かせた。
地元松山での大会出場となる村上 【(C)JVA Beach Volleyball】
女子のワイルドカードには、大本真代(愛媛県競技力向上対策本部)/井上夏緒里(B-SPORT EHIME)組が入った。大本は松山東雲女子大出身で村上の後輩、大学3年時に大学選手権を制している実力派プレーヤーだ。卒業後も地元を中心にビーチバレーボールの普及に携わってきた。
ベテランらしいプレーをみせる井上 【(C)JVA Beach Volleyball】
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