マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2021 第5戦の都城大会で男女初優勝ペアが誕生!
女子は石坪/柴組がうれしいツアー初優勝
石坪/柴組は、2019年松山大会以来の決勝進出。一方、前回の名古屋大会で3位に終わった松本(恋)/松本(穏)組は、「アクティオ・ワイルドカード」で出場し初の決勝進出を果たした。
第1セット、初の決勝進出とは思えない落ち着いた動きの松本(恋)/松本(穏)組は、ワン、ツー攻撃で相手コートの空いている所にボールを落としていく。しかし、石坪/柴組は松本(恋)/松本(穏)組のテンポの速い攻撃を警戒し、しっかりマーク。次第にリズムをつかんでいく。
「松本姉妹は相手のリズムを崩すのがうまい。そこを逆手にとりたかった」という柴は、松本(恋)の強打に対応するためディフェンスのシフトを後方に置く作戦。松本(恋)/松本(穏)組は持ち前の強打が生かせず苦戦を強いられる。結果、第1セットは石坪/柴組が21-17と先取。
準々決勝で王者を下した高橋/マルキ組が初優勝
第1セット序盤は高さを生かしたマルキの攻撃がさく裂し、高橋/マルキ組が9-5とリードを奪う。しかし、ベテランの土屋/長谷川組も土屋の巧みなショットで流れを引き寄せ、ゲームはデュースに突入。均衡した場面を制したのは、風下からマルキのジャンプサーブだった。高さとパワーの真っ向勝負を貫いた高橋/マルキ組が、23-21で第1セットを先取する。
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