マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2021 第4戦は橋本/村上組、石島/白鳥組が制する
【(C)JVA Beach Volleyball】
高さと笑顔で新チーム橋本/村上組が優勝
新チームで初の決勝進出となった橋本/村上組が、第1セット序盤から主導権を握る展開。出場選手の多くが「砂質が固めで高くジャンプできる」と評するコートで、橋本が持ち味の高さを発揮する。相手の状況を見極め、ときにフェイクして下がるなどの戦術も功を奏し、長谷川/坂口組の反撃を惑わしていく。長谷川/坂口組もコースをついたサーブで応戦するが、点差は縮まらないまま21-16で橋本/村上組が第1セットを先取。
持ち味である高さを生かした攻撃で得点を重ねた橋本涼加 【(C)JVA Beach Volleyball】
「前回大会は暗い雰囲気を出してしまったので、今大会は明るく楽しむというテーマで挑んだ」という村上も、終始、思い切りのいいプレーと笑顔でコートに花を咲かせることになった。
攻守ともに安定感のあるプレーをみせた村上礼華 【(C)JVA Beach Volleyball】
決勝戦で敗れた長谷川/坂口組 【(C)JVA Beach Volleyball】
石島/白鳥組が若手を退け貫禄の3連勝
第1セット、出だしは挑戦者の高橋/マルキ組が5-2と先行。日本一の高さを誇る石島に対し、マルキが負けじと高さで渡り合う。高橋が「アドバイスしたことをスポンジのように吸収して成長している」と評するマルキの、力強いジャンプサーブ、ブロック、スパイクが決まって終盤までもつれる展開。しかし、それでも自力に勝る石島/白鳥組が、要所を抑えて第1セットを21-18で先取。
敗れはしたものの存在感を示したマルキナシム 【(C)JVA Beach Volleyball】
落ち着きのあるプレーをみせた白鳥勝浩 【(C)JVA Beach Volleyball】
高橋/マルキ組の若さと勢いをかわし、貫禄のツアー3連勝を決めた王者・石島/白鳥組 【(C)JVA Beach Volleyball】
また、次戦の「マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2021」、第5戦 都城大会 第22回霧島酒造オープンは、9月18日(土)から3日間、宮崎県都城市で開催される予定。
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