日本女子ソフトボールリーグ 後半戦開幕レポート 數原顕子選手(戸田中央総合病院メディックス)
【日本女子ソフトボール1部リーグ第4節さいたま大会(4/24)4番で出場した數原顕子選手】
戸田メディックスで優勝を!私に任せてください‼
■前半戦を終えての感想
移籍して始めて迎えるシーズンでしたので、不安や緊張はとてもあったのですが、競技ができる最高の環境を整えてもらったおかげで、自分らしくプレーができたと思います。
■前半戦での打撃成績について
前半戦は、取り組んできた技術練習やトレーニングが今まで以上にできていたので、練習の成果をそのまま出せば良い結果につながると思っていたのですが……まだまだ納得はしていません。私自身、多くの課題が残った前半戦であり、個人としての成績も悔しい結果となりました。今後は「1打席でどれだけ結果が残せるか」が勝負になってきますし、私自身、結果が求められているところでもありますので、後半戦はそこを意識して、チームに貢献できればと考えています。
日本リーグ第4節さいたま大会、2回裏にソロホームランを放つ數原顕子選手 【©2021 Toda Medics】
今季はメンバーが半分以上変更したなかでの“新生戸田”として、メンバー同士さまざまな意見を出し合うなど、今は互いの性格や考え方を共有している最中で、「やるときはやる!」メリハリのあるチームになっていると思います。いろいろなチームから移籍してきた選手が多いため、私自身、刺激になることも多く、戦術も含めて学ぶことはたくさんあります。たとえば、練習において、“練習の練習”ではなく、試合につながるプレーなど、より実践で使える練習に取り組めていると実感しています。
ソフトボールはチーム競技です。自分の成績を上げることよりも、“チームで勝つ”ことが私の喜びであり、叶えたいことです。「誰かのミスは誰かがカバーできる」と思っていますので、一球に対しての想いや考え方、戦い方をチームで共有し、 “チームで勝つ”ことを意識した集団にしていきたいと思います。
■休みの日の過ごし方は?
休みの日でもソフトボールのことを考えています。暇さえあれば相手ピッチャーのデータを分析したり、自分の打席を見返したり、課題に対してどう修正・改善していくかを常に考えています。また、チームの練習のほか、自宅でトレーニングするなど、誰もやっていないことをやるようにしています。ですので、ソフトボールができる、専念できる環境を整えてくれている会社には本当に感謝しています。
走攻守三拍子そろった活躍を見せる數原顕子選手 【©2021 Toda Medics】
私はこのチームで優勝したいと思っています!そのためにも、走攻守はもちろん、チームメイトや応援してくださるすべての方が「數原顕子に任せれば大丈夫!」と思ってもらえるような果敢なプレーをしていきますので、そこを見てほしいと思います。プレーだけではありません。チームメイトに届く“声かけ”など、とにかく私の行動や結果、すべてに注目してください!!
また、現在の状況でソフトボールができる感謝の気持ちを忘れず、ソフトボールが大好きだということ、自分のやってきていることを信じて後半戦、しっかりプレーで表現していきます!皆さん、応援よろしくお願いします!
さいたま大会 VS Hondaで戸田メディックスは5対2で快勝 【©2021 Toda Medics】
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