【バレー】プロチームが教育連携アクティベーションで快挙。スポーツの価値を高める実例・実績作り着々と

ヴォレアス北海道
チーム・協会

【提供:恵庭南高校】

パートナー企業の北海道ハイテクノロジー専門学校アナリスト専攻の学生が、恵庭南高校の初優勝に貢献

プロバレーボールチーム・ヴォレアス北海道を運営する株式会社VOREASとオフィシャルパートナーシップを締結している北海道ハイテクノロジー専門学校が、VOREASとの教育連携として「バレーボールアナリスト講座」を開講。受講した学生が恵庭南高校にアナリスト実習として分析を担当し、同校の高校総体北海道予選初優勝に貢献した。

2021年6月25日、旭川市道北アークス大雪アリーナにて行われた高校総体北海道予選・バレーボール男子決勝は、恵庭南高校が東海大札幌を2-0のストレートで下し、創部71年目にして初の優勝を果たした。

高校総体北海道予選を制した恵庭南高校男子バレーボール部 【提供:恵庭南高校】

北海道ハイテクノロジー専門学校からのアナリスト派遣が勝利の一因に
「バレーボールアナリスト講座」は2021年2月から4ヶ月間行われ、ヴォレアス北海道のアナリストである三上岳が、学生たちに対して毎週講義を行った。講義終了後恵庭南の分析を担当した学生は、この講義で学んだことを元に相手チームの試合データを分析し、勝利に貢献した。

(恵庭南高校・岩野祐太監督)「派遣されたアナリストの存在は優勝の鍵でした。レセプション成功率、ブロックシステムなどプロさながらの切り口で分析をしてもらい、データに裏付けされた相手の傾向・弱点を知ることができたことで、チームとして迷いなく狙いを絞れました」

(北海道ハイテクノロジー専門学校・山影様)「地元高校の快挙に、短期間で派遣した学生が貢献してくれて嬉しいです。学生にとっても良い経験となったので、今後もより実践に近い教育連携を深めていきたいです」

フィードバックを受ける選手たち 【提供:恵庭南高校】

(株式会社VOREAS・今浩哉)「今月からパートナーリレーションと部署名を変更し、パートナー企業に対してより高い価値を創ることができるように活動しています。今回のように、VOREASを通じて新たな価値が生まれる提携を更に生み出していきたいと思います」

VOREASにおけるパートナーシップの考え方
今回VOREASのパートナーシップを通じて、北海道ハイテクノロジー専門学校の教育機会を共に創造、目に見えて実績が上がった。株式会社VOREASが考えるパートナーシップは、スポーツを中心としたVOREAS/ヴォレアス北海道のアセットを通じて、パートナー企業の価値をより高めるものである。今後もこのような取り組みをパートナー企業とともに開発し、VOREASが企業・サポーター・地域にイノベーションを起こす触媒となることを目指す。
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著者プロフィール

日本初のプロバレーボールチームとして2016年10月に誕生。2021-22シーズンは27勝1敗という圧倒的な成績で2部初優勝を飾るも、入替戦ではV1・VC長野にわずかな差で敗れ昇格は叶いませんでした。迎える2022-23シーズンは悲願の昇格に向け戦っています。プロチームであるヴォレアス北海道には、個性的な選手が多く所属。ヘッドコーチは世界各国で実績を積んだエド・クライン(クロアチア出身)が初年度から率いています。チームスローガンは「Children of the Revolution(革命の子ら)」。この言葉に、未来のバレーボール界の革命児でありたいという意志と姿勢をこめてトップチームを目指し勇敢に立ち向かっています。

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