【Rd.4 レース結果】GT300クラスは2号車 muta Racing Lotus MC の加藤寛規/阪口良平が制する
【BINGO MEDIA】
※文中の周回数はGT500クラスのものです。
※文中での登場が2回目以降のマシンについてはカーNo表記となっています。
決勝
13:10のフォーメーションラップ開始時のコースコンディションは気温33.7度、路面温度49度、湿度39.7%であった。
フォーメーションラップ開始時にNo50 Arnage AMG GT3がエンジン始動をすることができず、オフィシャルによりピットロードまで運ばれることとなった。これによりフォーメーションラップは2周に及んだ。
序盤上位陣に大きな動きはなかったが、中団グループを走るNo7 Studie PLUS BMWが光る走りを見せた。13位スタートから10周目には9位までポジションアップ。また11周目、8位を走るNo25 HOPPY PorscheがNo61 SUBARU BRZ R&D SPORTをパスし順位を上げる。その後No61はNo7にもオーバーテイクを許してしまう。
13周目、No87 グランシード ランボルギーニ GT3が接触によるサスペンション周りのトラブルからピットイン。そのままガレージへとマシンを入れてしまった。
15周目あたりになると3位を走るNo56 リアライズ日産自動車大学校 GT-Rが先頭2台に引き離され、4台の集団を引き連れる展開に。72キロというポイントリーダーが背負うサクセスウエイトが影響しているという印象であった。
22周目、上位陣で早めのピットインをしたのはNo4 グッドスマイル 初音ミク AMGとNo61、No4はアウト側のみ交換してピットアウト。No61 は全輪交換しピットアウト。
続々とピットインするマシンが現れる中、快調にポジションを上げてきていたNo7がマシンをガレージに入れてしまい、戦線離脱してしまう。
28周目。トップ争いをしていたNo244たかのこの湯 GR Supra GTとNo11 GAINER TANAX GT-Rがピットイン。
31周目にポイントリーダーであるNo56にアクシデントが、No88とヘアピンカーブで接触してしまい、両マシン共にダメージを負う。No88はピットイン後再スタートをするが、No56はダメージが大きく、ピットへ戻ることはできたが戦線離脱となってしまった。
30周目あたりから会場を沸かせたのはNo52とNo244によるスープラ同士の6番手争い。長らくバトルを展開していたが、36周目の90度コーナーでNo52がオーバーテイクし決着がついた。
GT300クラスで最後まで最初のスティントを走っていたのはNo2 muta Racing Lotus MC。41周目でピットインした。それとほぼ同タイミングでNo35 arto RC F GT3が車両火災によりストップ。これによりFCYとなる。ギリギリのタイミングでピットインをしたNo2はタイヤ無交換でピットアウトし、トップで復帰する。
ポールスタートから2位表彰台を獲得した11号車 【BINGO MEDIA】
結局全車最初のピットインを終えた段階でトップとなったのは、最後まで引っ張ったNo2、そして2番手につけたのはNo11、3番手にはNo4というオーダーとなった。
45周目。GT500の5位争いをしていたNo64とNo8が、No31 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GTと接触。この影響により2回目のFCYとなる。
47周目。FCYが解除
FCY解除後3位争いが白熱。No52がNo4を激しくプッシュ。最終的に47周目の90度コーナーNo52が3位にポジションアップ。
53周目。遂にNo11がNo2をロックオン。激しいバトルを展開するトップ2台だが、残り10周というタイミングで3位を走行するNo52が追いつき、トップ争いは3つ巴の展開に。
11号車と終盤に凄まじいデットヒートを見せた52号車 埼玉トヨペットGB GR Supra GT 【BINGO MEDIA】
最終的にチェッカーフラッグを最初に受けたのはNo2、2番手No11、3番手No52となった。優勝したNo2はなんと17位スタートであった。
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