読売巨人軍の原辰徳監督、阿部慎之助二軍監督、坂本勇人選手、丸佳浩選手、菅野智之選手、球団OBの岩隈久志氏の計6名が、新型コロナウイルスの医療現場支援で紺綬褒章を受章することになりました。8日、内閣府より発表されました。

　紺綬褒章は、公益のために私財を寄付した個人や団体に贈られる栄典で、6名は昨年4月、新型コロナウイルスの医療現場支援のために各1000万円を東京都に寄付したことから、今回の受章に至りました。６名の寄付を契機に設立された読売新聞社と読売光と愛の事業団の「全国コロナ医療福祉支援基金」にはその後、一般の方々からも寄付が寄せられています。

■原辰徳監督のコメント
　「このような褒章をいただき、光栄に思います。世の中のため、そして国のため、できる範囲で少しでも力になりたいと思い、寄付をさせていただきました。プロ野球はファンの皆さま、そして日本社会に支えられています。今後も世の中のために自分たちに何ができるのかを考えながら、野球に取り組んでいきたいと思っています」

　原監督ら5名の寄付についてはこちら（https://www.giants.jp/G/gnews/news_3914888.html）

　岩隈氏の寄付についてはこちら（https://www.giants.jp/G/gnews/news_3914896.html）

　なお読売巨人軍は今シーズンも、原監督、菅野選手、坂本選手らの呼びかけで、全選手、コーチ、スタッフらから総額2859万円の募金を集め、2月12日、「全国コロナ医療福祉支援基金」に寄付しました。この中から、キャンプ開催地の宮崎市、那覇市と沖縄県の3自治体に各500万円が贈呈され、地元の感染対策に役立てられています。シーズン中は、ヒーロー選手や記録達成選手がサインした「ヒーローズプレート」などをチャリティーオークションに出品し、売上金の一部を新型コロナウイルスの医療体制支援に充てさせていただいています。