<国内男子ゴルフ>コンタクトで目が乾く。大岩龍一は残念3位
(5月27日ー30日、岡山県・JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部、7349yd・par72)▼30日(大会最終日・第3R)
プロ3年目の大岩龍一(おおいわ・りゅういち)は、今年3度目のトップ10入りで、自己最高位も悔しい3位となった。
ティショットを池に入れながら、2.5メートルのボギーパットを沈めた前半の8番パー3や、15番では3メートルのパーパットも拾ってガッツポーズを作るなど、「たいして、ショットが良くなくても、パットでなんとかしのいでいた」と、再三の粘りを見せていた。
「風も強くて、グリーンが乾いて難しかった。緊張で、目も乾いて途中でコンタクトレンズが外れた」。
それでも、集中は途切れず、気持ちを前面に出してプレー。
しかし同組の永野と争いながら入った最後の18番で、先に打ったバーディチャンスを逃した。
「今日初めて外した3メートルのパット」。
永野は、さらに近いチャンスにつけており、「入れても、勝てなかったと思うけど、あれを最後に入れられないのが自分の弱さ。『全英オープン』を逃したことより悔しい。今後の課題」。
3週前に、2打差の7位タイに終わった「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品」の終盤17番で、ボギーを叩いたシーンは「今でも夢に見る」という。
「勝つために、何が必要か」。
今年3度目の優勝争いで、またひとつ収穫を得たはず。
「少しずつ、揃ってきている気はします。今年は、あと5回は優勝争いしたい」。
悔しさの先に栄光はある。
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