5月2日の13時から、楽天生命パーク宮城で楽天と千葉ロッテの第9回戦が行われる。1日の試合は楽天が勝利し、首位を堅持した。

【今季対戦成績】楽天（1位）対千葉ロッテ（3位）4勝3敗1分

【楽天】早川隆久投手 5試合3勝（リーグ3位タイ）2敗、防御率2.56 32奪三振（リーグ5位）
【千葉ロッテ】鈴木昭汰投手 5試合1勝1敗、防御率2.45

　この試合では早くも新人王候補と目されるドラフト1位ルーキー同士の投げ合いに注目。楽天の先発は、自身2連勝中の早川隆久投手。5試合で4四球という、持ち味の制球力を武器に、リーグトップタイの4勝目を狙う。対する千葉ロッテは、鈴木昭汰投手が先発する。前回登板で待望の初勝利を挙げた勢いそのままに、チームを勝利に導きたい。東京六大学のリーグ戦でもしのぎを削った両左腕による、息詰まる投手戦に期待だ。

　京セラドーム大阪では13時から、オリックスと福岡ソフトバンクの第9回戦が行われる。

【今季対戦成績】オリックス（5位）対福岡ソフトバンク（2位）4勝4敗

【オリックス】山崎福也投手 4試合0勝3敗、防御率4.56
【福岡ソフトバンク】松本裕樹投手 4試合1勝1敗、防御率5.40

　オリックスの先発・山崎福也投手は、今季初勝利を狙い5試合目の先発に挑む。今季打率.329で前日も2安打と好調の杉本裕太郎選手を中心に、援護点を挙げたいところ。一方の福岡ソフトバンクは、松本裕樹投手が2019年6月以来の先発勝利を狙う。前回登板で崩れた中盤の投球を安定させられるかが鍵となりそうだ。前試合17安打13得点の打線は、連日の猛攻で松本投手をもり立てられるか。　

　ロッテ浦和球場では、千葉ロッテと巨人のイースタン・リーグ公式戦、第5回戦が行われる。

　好調・千葉ロッテを引っ張るのは、加藤翔平選手。4月28日の東京ヤクルト戦で2本の本塁打を放つと、5番・指名打者で出場した1日の巨人戦でも4号ソロを放ち、2試合連続アーチを記録。ここまで打率.375とリーグ2位の好成績を収めており、今試合でも注目が集まる。また、1日の試合で最終回に登板し、土壇場で同点を許す悔しい結果となった成田翔投手のリベンジ投球にも期待したい。

【今季対戦成績】千葉ロッテ（1位）対巨人（4位）4勝0敗

　オセアンバファローズスタジアム舞洲では、オリックスと中日のウエスタン・リーグ公式戦、第8回戦が行われる。1日の試合ではオリックスが1対3で降雨コールド負けを喫した。

　連敗を抜け出したいオリックスは、西野真弘選手に注目。今季は一軍未出場と苦しい状況に立たされており、ファームでも打率.219と打撃不振が続いている。この試合では安打を量産し、一軍昇格に向けて復調の糸口をつかみたいところだ。

【今季対戦成績】オリックス（5位）対中日（1位）3勝4敗