セレッソ大阪【J1リーグ第10節 C大阪vs. 浦和】徳島戦からの修正を図り、苦しんだ4月の戦いを勝利で締めくくりたい
今季ホーム初黒星となった徳島戦後、「今日の悔しさを絶対に忘れてはいけない。教訓にして、次のゲームは内容のある試合を演じて、結果をモノにしたい」と語気を強めたレヴィー クルピ監督。今節は、まず何より、徳島戦から再起をかける、チーム全体のリバウンドメンタリティーが求められる。直近の試合から中6日の浦和に比べ、セレッソは中3日。準備期間に違いはあるが、相手に走り負けないタフさをピッチで発揮しなければならない。
その上で、内容としても課題を突きつけられた徳島戦から、どう修正して、今節に臨むか。浦和の監督は、徳島のサッカーを作り上げたリカルド ロドリゲス監督。浦和も前からのプレスの意識は高く、奪ったボールは丁寧に保持しながら展開し、相手を動かして崩しにかかる。セレッソとしては、徳島戦で得た教訓をどう生かすか。早速、修正力が求められる。
ボール保持の局面では、プレスをどう回避するか。ボール非保持の局面では、どの位置からプレスをかけるか。攻守において、その判断をチーム全体で統一させていきたい。また、ここ3試合、連続して終盤に失点して勝点を落としているだけに、選手交代も含めたゲーム全体のオーガナイズも、勝利を手繰り寄せるためには重要になる。
「明日の試合が終わったら、2週間空いて、次は大阪ダービー。レッズ戦に勝って、いい雰囲気で次に向かっていきたい」と松田陸。ホームでの連敗を阻止し、大阪ダービーから始まる反攻の5月につなげていくためにも、チーム・サポーター全員の力で4試合ぶりの勝利を掴み、4月の戦いを締めくくりたい。
(文=小田尚史)
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