シニアデビューを心待ちにしていた宮瀬の想い

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【©PGA】

ノジマチャンピオンカップ箱根 シニアプロゴルフトーナメント 大会前日

宮瀬博文が4月11日に50歳となり、楽しみにしていたシニアツアーのデビュー戦を迎えた。14日に行われた大会前日プロアマ戦が、シニアとしての初仕事。

「今日から本番です、って関係者に言われましたし、大事なことだと思ってプレーしました。プロアマとか、何か自分でツアーに役立つことを頑張って、早くシニアツアーの一員になりたいです」と、神妙に話した。

 レギュラーツアーで7勝を挙げているが、2011年に賞金シード権を失って以降は、シニアに向けて「試合勘をなくさないように」と、チャレンジツアー(現AbemaTVツアー)や地方オープンに出場してきた。今季デビュー組で一足先に開幕戦に出場した丸山大輔や細川和彦に「どんな雰囲気か聞きました。楽しかったって言っていました」と情報収集。クラブハウスでは先輩たちに「頭を下げっぱなしです」と笑った。

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 デビュー戦にあたって、2週前にコースで練習ラウンドをするなど、準備を整えてきた。「3年前にラウンドレポーターでこの試合を見させてもらったんですけど、シニアと言ってもレベルは高いし、そう簡単にはいかないぞって思いました」という。コースの印象に「距離もあるし、3アンダー行くかどうかかな。我慢するところは我慢して、ロングホールでしっかりとっていかないと」と思い描く。

 第1ラウンドは、倉本昌弘PGA会長、加瀬秀樹との組み合わせになった。「いい組み合わせで回れるのはありがたいんですけど、会長から『もんでやるからな』って言われました」という。

「みんなから『楽しんで』と言われるんで、楽しみたいです」と、待ちに待った日を迎える。
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