首位を争う埼玉西武と楽天。今井達也と則本昂大が先発【4/7 パ・リーグ見どころ】

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楽天打線は4月好調の鈴木大地に注目! 首位争いの一戦は則本昂大と今井達也が先発予定

 4月7日の17時45分から、メットライフドームで埼玉西武と楽天の第2回戦が行われる。6日の第1回戦は、楽天が13得点に加え、投手陣も3安打2失点の好投で勝利した一方で、埼玉西武は投手陣が13安打14四死球と乱調。はっきりと明暗が分かれる結果となった。

【今季対戦成績】
埼玉西武→0勝1敗
楽天→1勝0敗

【埼玉西武】今井達也投手 1試合0勝0敗 5回 8奪三振、防御率0.00
【楽天】則本昂大投手 1試合1勝0敗 6.1回 3奪三振、防御率1.42

 埼玉西武の先発は今井達也投手。今季初登板となった3月31日の北海道日本ハム戦では、5回で8奪三振の力投を見せたものの、7四死球と課題も明確に。2安打無失点ながら球数は117球と、5回までしか登板できなかった。課題の制球を克服し、今季初勝利を挙げられるか。6日の楽天戦では、今季初めて相手に先制を許した埼玉西武。打線は、持ち味の先行逃げ切りの試合展開に持ち込むためにも、森友哉選手や中村剛也選手など、好調の主軸で前試合の悔しさを晴らしたい。

 対する楽天は、前回登板で勝利を挙げた則本昂大投手が今季2戦目の先発マウンドへ。6.1回で3奪三振と、昨季から見せた「打たせて取る」投球スタイルは今季も健在か。岸孝之投手、涌井秀章投手は開幕2連勝と好スタートを切っただけに、則本投手も後に続きたいところだ。打線は前日3安打4打点と4月に入り波に乗る鈴木大地選手に期待しよう。4カード連続勝ち越しを決め、首位に躍り出たい。

リーグトップ4本塁打のマーティンに期待! オリックスは増井浩俊が2勝目を狙う

千葉ロッテマリーンズ・マーティン選手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 ZOZOマリンスタジアムでは17時45分から、千葉ロッテとオリックスの第2回戦が行われる。6日の試合は先発左腕から始まった投手戦の末に、決着つかず引き分けに。両軍引き分けを挟んでの連勝を狙う一戦となる。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→0勝0敗1分
オリックス→0勝0敗1分

【千葉ロッテ】岩下大輝投手 1試合0勝1敗 5.2回 4奪三振、防御率3.18
【オリックス】増井浩俊投手 1試合1勝0敗 5回 4奪三振、防御率0.00

 千葉ロッテの先発・岩下大輝投手は、3月31日の楽天戦で敗戦投手となったものの、6回途中2失点と好投を見せた。昨季は3試合で2勝1敗、防御率1.08と、得意にしているオリックスから今季初白星をつかめるか。打線を引っ張るのは、本塁打リーグトップを走るマーティン選手。6日の試合では、好機で逆転3ランを放つなど勝負強さにも磨きをかけている。2試合連続で引き分けとなったがチームは3連勝中で、今日も勝利してさらに勢いを付けたいところだ。

 オリックスの先発は増井浩俊投手。前回登板の福岡ソフトバンク戦では5回無失点と先発の役割を果たし、今季初勝利を挙げた。昨季は千葉ロッテ相手に3試合登板したが、いずれも中継ぎでの登板で防御率は3.86。先発での対戦は、北海道日本ハム時代の2016年9月に勝利して以来となる。打線の注目は、6日の試合で本塁打を放った頓宮裕真選手。ここまで打率.444、2本塁打と好調をキープしている。連日の活躍で勝利に貢献し、レギュラー定着に弾みを付けられるか。

5連敗中と苦しむ北海道日本ハム。ドラ1ルーキー・伊藤大海は連敗を止められるか

北海道日本ハムファイターズ・伊藤大海投手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 札幌ドームでは18時から、北海道日本ハムと福岡ソフトバンクの第2回戦が行われる。6日の試合では序盤から得点を重ねた福岡ソフトバンクが勝利した。福岡ソフトバンクがカード勝ち越しを決めるのか、それとも最下位で苦しむ北海道日本ハムが連敗を止めるのか。見どころを紹介する。

【今季対戦成績】
北海道日本ハム→0勝1敗
福岡ソフトバンク→1勝0敗

【北海道日本ハム】伊藤大海投手 1試合0勝0敗 6回 8奪三振、防御率1.50
【福岡ソフトバンク】笠谷俊介投手 1試合1勝0敗 6回 7奪三振、防御率1.50

 北海道日本ハム先発は伊藤大海投手。プロ初先発となった前回登板で、勝利ならずも6回4安打8奪三振1失点の快投を見せた。この試合ではプロ初勝利をかけ、マウンドに上がる。変化球を織り交ぜた多彩な投球を今回も期待したい。一方の福岡ソフトバンク先発・笠谷俊介投手も、前回登板で6回4安打7奪三振1失点の好投を見せ、チームに勝利をもたらした。自慢の速球を武器に2勝目を挙げられるか。

 北海道日本ハム打線では、大田泰示選手に注目。昨季、福岡ソフトバンク戦では3割を超える打率を残している。今季の打率は1割台と苦しんでいるが、この試合で復調のきっかけをつかみたい。福岡ソフトバンク打線では、栗原陵矢選手に期待だ。昨季、北海道日本ハム戦ではチーム別で最多の6本塁打をマークしており、6日の試合でも本塁打を放っている。広い札幌ドームをものともせず、スタンドに放物線を描けるか。

埼玉西武は綱島龍生の活躍に期待! 2試合連続本塁打の今川優馬にも注目

 CAR3219フィールドでは埼玉西武と北海道日本ハムのイースタン・リーグ公式戦、第3回戦が行われる。前日の試合では、両軍24得点の乱打戦を14対10で北海道日本ハムが制した。

 埼玉西武打線は綱島龍生選手に注目だ。同試合では2安打1打点の活躍を見せると、同日の一軍戦でプロ初出場を果たした。二軍ではここまで打率.455と好調ぶりを見せている。この状態を維持し、一軍での活躍に結び付けたい。対する北海道日本ハムは今川優馬選手の活躍に期待。同試合で3号2ランを含む2安打2打点と結果を残した。この試合でも実力を遺憾なく発揮することができるか。

【今季対戦成績】
埼玉西武→0勝2敗
北海道日本ハム→2勝0敗

オリックスは宜保翔に注目。対する福岡ソフトバンクは前日4打点の増田珠に期待

 京セラドーム大阪ではオリックスと福岡ソフトバンクのウエスタン・リーグ公式戦、第5回戦が行われる。前日の試合では、中盤から本塁打などで7得点を挙げた福岡ソフトバンクが勝利を収めている。

 オリックス打線では宜保翔選手の打撃に注目だ。同試合では、チーム唯一の得点につながる安打を記録している。ここまで打率2割前半と低迷気味だが、この試合でも活躍を続けられるか。対する福岡ソフトバンクは増田珠選手に期待したい。前日は走者一掃の適時二塁打を含む2安打4打点と躍動。この試合でも増田選手の打撃は必見だ。

【今季対戦成績】
オリックス→2勝2敗
福岡ソフトバンク→2勝2敗
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