さいたま市の健康増進プロジェクト「さいたま市健康マイレージ」と「パ・リーグウォーク」が歩数連携開始! 埼玉西武ライオンズ辻監督に聞く、歩くこと・健康のこと!

パ・リーグインサイト
チーム・協会

【(C)SEIBU Lions】

 2021年4月1日から、さいたま市の健康づくりを支援する「さいたま市健康マイレージ」と、パシフィックリーグマーケティング株式会社が運営する、日々の歩数で球団を応援できる歩数系アプリ「パ・リーグウォーク」が歩数連携を開始します。これにより、パ・リーグウォークアプリからさいたま市健康マイレージに参加することが可能になり、スポーツ振興を通じて日常的に楽しみながらできるウォーキングによる健康づくりを推進します。

 これを記念し、パ・リーグウォーク内にて埼玉西武ライオンズをお気に入り球団に登録した方などを対象に「さいたま市を楽しく歩いてパ・リーグを応援!キャンペーン」を行います。この取組みは、2016年3月に世界初※のプロスポーツリーグにおけるゲーム型健康増進プロジェクトとして開始したパ・リーグウォークが、自治体とタッグを組み幅広い世代へ健康づくりを応援するものです。(※当社調べ)

【(C)SEIBU Lions/TEZUKA PRODUCTION】

詳しい事業内容、キャンペーンの概要は関連リンクの「パ・リーグウォーク」特設サイトから。


 4月1日の連携開始に先立ち、埼玉西武ライオンズの辻発彦監督にインタビュー。選手時代から現在まで活躍を続ける辻監督から、歩くこと、健康のこと、野球のこと、たくさんの話をうかがいました。
※「辻」は、1点しんにょう

埼玉西武ライオンズ・辻発彦監督 【(C)SEIBU Lions】

ーー辻監督は遠征の際に宿舎の近くをランニングされているとうかがいました。
「北海道や仙台、大阪など、すべての場所にいいランニングコースがあります。千葉や福岡だったら海岸線とか、それぞれの遠征地でランニングを楽しんでいますね」


ーーランニングやウォーキングをする時に考えていること、楽しみ方などを教えてください。
「いろんなところで景色を楽しんでいます。監督ともなると、冷や汗はかきますけど、運動をして汗をかくことがないので(笑)。健康のことも当然ありますし、もともと汗をかくのが好きなので。音楽を聞きながら、周りを気にしながら、その実感が非常にいいですね。その日の試合のシミュレーションというか、どういう作戦でいこうとか考えたりすることもありますし、走っている時間が気分転換。汗もかけて、考えることもできて、非常にいい時間ですね」


ーー健康面で気を付けていることはありますか?
「走ること、汗をかくこと。あとはお腹が出ないように、ユニフォーム着てかっこいい体型でいたいなと思うので、腹筋背筋をやったり、腕立てをやったりとか、小さなことですけど、するようにしていますね」


ーー日々の歩数でパ・リーグ球団を応援できる歩数計アプリ「パ・リーグウォーク」をご存知ですか?
「(球団別ウォークランキングで)西武が1位なんでしょ? すごいね。ライオンズファンの方が登録しているってことですよね?ずっと1位でいてほしいです」


ーー「パ・リーグ ウォーク」で楽しみながら歩くことで、地域の魅力の再発見にもつながります。
「僕は高校を卒業してから日本通運硬式野球部に入部して、浦和に7年間住んでいました。埼玉に住み始めてもう40年以上になりますけど、街並みって本当に変わってきていますね。えっ、こんなに変わったんだ?という新しい発見もあって、埼玉は楽しみながら歩くには非常にいい街ですね」

県営大宮球場 【(C)SEIBU Lions】

ーーさいたま市の大宮球場でも毎年試合が行われていますが、印象に残っている試合はありますか?
「毎年やっていましたが、今年はこういう状況なので、大宮での試合は難しいと思います。もちろん、山川のサヨナラヒットで勝った試合(2018年8月29日)は鮮明に覚えています。なかなか所沢の球場には足を運べないけれど、大宮の時は見に行けるというファンの方もたくさんいらっしゃるので、埼玉としてライオンズを応援してくれるファンの方々が望むところなので、こちらとしてはぜひ、今後も大宮で試合をやっていきたいなと思っています」


ーー2021年のチームスローガンは「BREAK IT(打ち破れ)」です。今シーズンの抱負を教えてください。
「昨年はこういう状況の中でシーズン120試合でした。無観客を経て観客が少しずつ入るようになって、ファンの皆様が球場に足を運んでくれた。声援できない、拍手のみという規制がかかっていたにもかかわらず、拍手が我々にすごいパワーを与えてくれました。あらためてファンの力って大きいんだなって、選手たちも感じたと思います。

これからもファンが喜ぶような試合をしなきゃいけないと思いますし、ファンが我々を応援してくれるという関係に早くなってもらいたいなと思いますね」


ーー2021年、健康面での目標もありますか?
「コロナということで健康というのはさらに重要だなと思いますし、健康じゃなかったら何もできないじゃないですか。そこがやっぱり、コロナというところでみんなが感じているところだと思うんですね。だから、籠もっていろいろするより、ウォーキングしたり、空気を吸ったり、密にならないでしょうし。体が健康であることが、今年もそうですが、ずっと願うことです」


ーー元気で心豊かな生活を送るため、健康づくりのアドバイスをお願いします
「歩くことを習慣にしないとダメだと思うんですね。私もそうですし、最初の頃は気持ちがめげることも、初めてやられる方っていうのはあるかもしれません。その中で自分が頑張っているなって気持ちも若返りの一つだと思うんですね。今日は小雨降っているから嫌だな、寒いから嫌だなって思って辞めてしまったらそこで終わってしまうと思う。

性格でしょうけど、元々(自分は)負けず嫌いで自分が決めたらとことんやるぞっていう性格なんでしょうけど、やっぱり一番は健康ですから。ゼェゼェ言いながら汗をかいて疲れて、その瞬間が自分としては一番満足感があるというか、やったなって気持ちになる。これから始められる方も当然いらっしゃると思いますが、これが習慣になったらこんな楽なことはないし、健康にもなると思います。走った後は特に爽やかな気分になれるんでね。歩かれる方がたくさん増えることを望んでいます」


ーーパ・リーグウォークや、さいたま市健康マイレージを楽しむ方へのメッセージをお願いします!
「今年は大宮で試合ができないですが、グランドオープンするメットライフドームにぜひ足を運んでいただきたいですね。球場の周りには子どもたちも楽しめる施設がいっぱいできましたし、きれいになりました。なので、メットライフドームに足を運んでいただき、選手たちに熱い声援を送っていただきたい。そのためにはみなさん健康でいないといけないので、どんどん歩きましょう! 皆さんと一緒に優勝を目指して頑張りたいと思いますので、今シーズンも熱い声援をよろしくお願いいたします!」


【さいたま市健康マイレージとは】
「さいたま市健康マイレージ」とは、平成28年9月にスタートした、歩くことを中心として楽しみながら継続的な健康づくりを支援する事業です。
通信機能付き活動量計又はスマートフォンアプリを利用して、歩数や各種健(検)診の受診に応じてポイントが付与されます。付与されたポイントに応じ景品の抽選応募や各種ポイントに交換ができます。
◆さいたま市健康マイレージの詳細は関連リンクから


【パ・リーグウォークとは】
「パ・リーグウォーク」とは、2016年3月にスタートした、世界初のプロスポーツリーグによるゲーム型健康増進プロジェクトであり、日々の歩数で球団を応援できるパ・リーグならではのゲーミフィケーションを活用した独自の歩数計アプリ。パ・リーグ6球団いずれかのファン球団として登録し、同球団の試合中にその日の歩数を応援ポイントとして投入することができます。そのポイントの合計で各試合の勝敗を決定し、プロ野球シーズンと同じ試合数ペナントレース形式で対戦。利用者の1日の歩数が10,000歩を超えた際には、応援球団選手のデジタル画像を入手することができます。
◆アプリの詳細・ダウンロードは関連リンクから


本間奈保子
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著者プロフィール

「パ・リーグインサイト」は、ニュース、ゲームレビュー、選手情報、スポーツビジネスなど、パシフィックリーグ6球団にまつわる様々な情報を展開する、リーグ公式ウェブマガジンです。「パーソル パ・リーグTV」を運営する、パシフィックリーグマーケティング株式会社が運営しています。

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