<国内男子ゴルフ>知りたか…! スポンサー締結の舞台裏【番組動画付き】
うち2試合が、新規大会。
そして、プロ4年目の比嘉一貴(=写真)が1年越しの連覇に挑む、8月26日ー29日の「KBCオーガスタ(芥屋ゴルフ倶楽部)」は48回目を数える今年、「Sansan株式会社」を特別協賛社としてお迎えし、「Sansan (サンサン)KBCオーガスタ」として開催できる運びとなった。
まぶしい太陽をもイメージさせる。真夏に行われるトーナメントとしても、これ以上ないぴったりの新名称である。
また、先行きの見えない未来を明るく照らしてくれるようでもある。
コロナ禍の厳しい折にもかかわらず、なぜ新スポンサーとして、手を挙げてくださったのか。
名刺のクラウド管理サービスの企画・開発・販売を扱う「Sansan株式会社」は東京・渋谷に本社をおくが、共同創業者である富岡圭・取締役は、本大会の地元・福岡県を「第二の故郷」と呼ぶ。
お仲間5人と、今や東証一部上場の同社を起業される以前は外資系ソフトウェア関連の企業に所属し、社会人としてのキャリアをスタートさせたゆかりの地が、福岡だった。
「いろんな人が支えてくれて、今だにつながりがある。人のつながりが強いというのが一番」と、同社のテレビCMキャラクターにも同県出身の俳優・松重豊さんを起用されるなど、随所に福岡愛が溢れる。
そんな大会との「親和性」に加えて、ゴルフというスポーツの本質が、同社の企業理念とも合致したという。
社名の「Sansan」も、英語のMr.やMrs.に当たる「誰々さん」の「San」を表し、それを2つ重ねることで、人と人のつながりを表現されているように、「出会いからイノベーション(革新)を生み出すことが、僕らの会社のミッション。ゴルフもまさに、人と人が出会ったりつながったりする機会」と、富岡さん。
さらに、期間中には「ゴルフ×音楽」や「アイドル×ゴルフ」など毎年、斬新なイベントを打ち出し、ひたすら進化を続ける本大会の取り組みも、富岡さんたちSansanさんたちの心をとらえた。
「この『KBCオーガスタ』は歴史あるトーナメントですが、アイドルのみなさんがパフォーマンスしてくださったり、美味しい唐揚げが無料で食べられたりとか。毎年新しい取り組みをされている印象。ゴルフ業界を盛り上げようという姿勢を感じます」と、富岡さんは、先月27日に放送された九州朝日放送(KBC)の報道番組「シリタカ!」内でも、スポンサー締結にいたった経緯を説明されている(↓↓↓番組動画は下欄でご紹介)
昨年は、新型コロナウィルス対策による「新しい生活様式」が政府から提言されたこともあり、同社の新システム「オンライン名刺交換」は、特に各企業から大きな注目を集めた。
8月の大会期間中も、そんな同社の画期的なノウハウを生かして、非接触によるギャラリーの来場受付システムなど、さまざまなアイディアが次々と提案されているという。
昨年大会は、中止という苦渋の決断を下されたが今年は何より心強いパートナーを得て、大会主催のKBCではすでに8月の開催に向けて、全社を挙げた準備も着々と始まっているそうだ。
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