<国内男子ゴルフ>特別QTでも学生プロブームの波

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)
チーム・協会

【生源寺の名前の由来も聞いてみたい©JGTO】

■国内男子ゴルフ/ コロナ禍の特別QT「2020ファイナルクォリファイングトーナメント Supported By SMBC モビット」 / 12月8日ー11日 / 茨城県 ザ・ロイヤルゴルフクラブ(7598y・パー72)/ 9日(大会2日目)

今年のレギュラーツアーは金谷拓実や石坂友宏ら、学生プロの活躍で盛り上がったが、コロナ禍でも21年の出場チャンスを与える目的で、行われているこの特別QTでも、同様のブーム到来に期待がかかる。

初日の19位タイから2日目に、首位と3差の4位に浮上してきた22歳の生源寺龍憲(しょうげんじたつのり)は、先日プロ転向を表明したばかりの同志社大学4年生。

この日は9番で、202ヤードをカップインするイーグルなど、ベストスコアの「67」を記録。この2日間とも、ほとんどパーオンを外していない。
モンスターと異名をとる難コースも「長さを気にしすぎると気持ちで負ける。ポジティブにやろうと思う」と、頼もしい。

そのほか、通算2アンダーの9位タイにつけた桂川有人もまた、日大4年の学生プロ。
10月の「日本オープン」で、2日目まで2位の活躍を見せた直後にプロ宣言。ファーストQTから勝ち上がり、来年の出場資格が発生する10位タイ入賞を目指す。
「QTは初挑戦ですが、いい緊張感でできている。このコースは距離が長いので、どうマネージメントしてボギーを打たないようにするか。あと2日も焦らずに頑張りたい」と、意気込む。

若い力の勢いが目覚ましい。
21年の生き残りをかけた戦いは残り2日。
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