埼玉西武が千葉ロッテに1ゲーム差! 熱いCS争いに注目【11/3パ・リーグ見どころ】

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2位まで1ゲーム差の埼玉西武は高橋光成が9勝目へ。北海道日本ハムは西村天裕が先発

 11月3日の14時からメットライフドームで埼玉西武と北海道日本ハムの第23回戦が行われる。2日の試合で勝利し、CS圏内の2位までついに「1」ゲーム差に迫った埼玉西武は、一気に2位浮上の可能性もある。

【今季対戦成績】
埼玉西武→8勝14敗
北海道日本ハム→14勝8敗

【埼玉西武】高橋光成投手 18試合8勝8敗 114回 94奪三振、防御率3.63
【北海道日本ハム】西村天裕投手 15試合0勝0敗 21.2回 24奪三振、防御率4.15

 埼玉西武の先発は高橋光成投手。前回登板した10月27日の楽天戦では、7回3失点で今季8勝目を挙げている。直近では5試合連続QSをマークし、自身3連勝中と状態は良好だ。この試合でも好投を見せ、チームの2位浮上に貢献できるか。一方、北海道日本ハムの先発マウンドには西村天裕投手が上がる。前回登板した10月27日のオリックス戦では、プロ初先発で3回4奪三振2失点とまずまずの内容。この試合では自身の役割を全うし、先発としての勝利をつかみたいところだ。

 打線では、栗山巧選手と近藤健介選手に注目。栗山選手はここ最近「4番」でのスタメンが続いており、2日の試合で先制打を放つなど、4試合連続打点を挙げている。この試合でも頼れるベテランが勝負強さを見せつけるか。一方、近藤選手は、2日の試合では出場機会がなかったものの、ここまで出塁率.466は両リーグを通じてトップの数字。2年連続となる最高出塁率のタイトルに向けて、残り4試合でさらに出塁を重ねたい。

千葉ロッテは2位死守へ石川歩が先発。対する鷹はバンデンハークが7月以来の登板へ

千葉ロッテマリーンズ・石川歩投手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 ZOZOマリンスタジアムでは14時から千葉ロッテと福岡ソフトバンクの第22回戦が行われる。優勝争いを演じた両軍による最終カード初戦。千葉ロッテは2位死守へ、負けられない試合となる。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→11勝9敗1分
福岡ソフトバンク→9勝11敗1分

【千葉ロッテ】石川歩投手 19試合7勝5敗 125.2回 73奪三振、防御率4.01
【福岡ソフトバンク】バンデンハーク投手 4試合1勝2敗 21回 15奪三振、防御率7.29

 千葉ロッテの先発は石川歩投手。前回登板の福岡ソフトバンク戦では6回3失点と好投するも打線が振るわず、眼前で優勝決定を見届けた。2位に迫る埼玉西武と楽天から逃げ切り、CSで悔しさを晴らすためにも白星を挙げたい。打線は清田育宏選手に注目。新型コロナウイルス陽性者となり離脱も、復帰後は3本塁打を放つなどチームに貢献、ここ2試合では4番を任された。福岡ソフトバンクに対しても今季打率.385と好相性を示しており、この試合でも活躍に期待だ。

 対する福岡ソフトバンクはバンデンハーク投手が7月16日以来となる先発。背中の張りのために離脱し、復帰後はファームで6試合4勝0敗、防御率2.70という成績を残している。久しぶりの一軍登板で、良い結果を残したい。打線は柳田悠岐選手に注目。現在の打率は.344で.351のオリックス・吉田正尚選手を追いかけ、安打数は142で同選手と並んでいる。2年ぶりのタイトル獲得へ、2つの数字をどこまで上げられるか。

オリックス、楽天ともに最後の連戦。初戦は山崎福也と則本昂大の投げ合いから

オリックス・バファローズ・山崎福也投手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 京セラドーム大阪では18時からオリックスと楽天イーグルスの第22回戦が行われる。両軍ともに今季最終戦を含む5連戦、大事な初戦はどのような展開を見せるか。

【今季対戦成績】
オリックス→10勝9敗2分
楽天イーグルス→9勝10敗2分

【オリックス】山崎福也投手 14試合4勝5敗 78.1回 44奪三振、防御率4.83
【楽天イーグルス】則本昂大投手 17試合5勝6敗 103回 101奪三振、防御率3.67

 オリックスの先発は山崎福也投手。最後に先発した10月14日の福岡ソフトバンク戦では中盤まで無失点の好投を見せるも、援護にも恵まれず終盤に失点し敗戦した。今季最終登板となるであろうこの試合では勝利を呼び込み、良い形で終えたい。対する楽天の先発は則本昂大投手。前回登板の埼玉西武戦では7回まで投げ切るも、中盤に痛恨の逆転弾を浴びた。8月28日以来白星から遠ざかっているが、チームの上位浮上へ貴重な1勝を挙げられるか。

 両軍の打線はシーズン終盤からスタメン出場を増やしている若手に注目したい。オリックス・佐野皓大選手は1番での出場機会も多く、10月23日には自身初の猛打賞をマーク。自慢の足を生かすためにも、まずはより多く出塁できるかが鍵となる。楽天・小郷裕哉選手は今季打率.337と打撃好調をキープ。1日には1番に抜てきされ、2安打を放った。残り少ないアピールの機会、両選手の活躍に期待だ。

「パ・リーグ インサイト」編集部
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