【サーフィン】五十嵐カノアは準々決勝敗退『フレンチ・ランデヴー』
【© WSL/poullenot】
カリフォルニアのサーフランチ、オーストラリアのツイードコースト、ブラジルに続き、ヨーロッパでも遂に開催!
ヨーロッパは2戦用意されており、フランスはビアリッツなどがあるアングレットを舞台とした『French Rendez-Vous of Surfing』
ポルトガルはエリセイラ、ペニチェ、ナザレなどコンディションが良い場所で行われるモバイル形式を利用した『MEO Portugal Cup of Surfing』
この2戦あわせてシリーズ戦『Euro Cup of Surfing』となり、まずは現地時間9月23日にフランス戦が開催された。
出場選手はフランスを中心としたヨーロピアンでしたが、ポルトガルに別荘を持つ五十嵐カノアや、ブラジルの『Onda do Bem』で優勝したばかりのイタロ・フェレイラ(BRA)も参加。
アングレットの波は残念ながら風の影響が入った厳しいコンディションのなか、イタロとジョアン・ディファイが優勝した。五十嵐カノアは準々決勝敗退で5位タイ。
イタロ・フェレイラ(左)とジョアン・ディファイ(右) 【© WSL/poullenot】
メンズはイタロ・フェレイラがWSLカウントダウン2連覇
得意のエアーを武器に優勝したイタロ 【© WSL/poullenot】
その答えは簡単で、観光大国のフランスは空港でのPCR検査で陰性となれば、自主隔離もなく自由に行動可能になるのです。
ブラジルの『Onda do Bem』で優勝したイタロの勢いは止まらず、昨年のパイプラインマスターズでの優勝から数えると3連勝という信じられない結果を重ね、今や無敵の存在に…。
QS(予選シリーズ)ランキング3桁台のアンディ・クリエール(ESP)との決勝戦は序盤にリードされながらも得意のエアーでスコアを上げ、15.57 vs 11.47で余裕の勝利。
冒頭でもお伝えした通り、この日のアングレットの波は難しかったものの、’この手のビーチブレイク’に慣れているイタロは的確に対応。
「難しい波も大好きだよ。それにこんな日は沢山の波に乗れてショーが出来る。それが自分の求めているものだからね」とコメント。
「最高のウォーミングアップになったよ。先週はブラジルで優勝したけど、あれはもっと楽しむようなイベントだった。今回は本格的なコンテストだったね。ポルトガルでサーフィン出来ることに興奮している」とファイナル終了後のインタビューに答えていました。
五十嵐カノアはダークホースに敗れる
五十嵐カノア 【© WSL/poullenot】
実は彼は怪我で欠場したジェレミー・フローレスの(FRA)の代理として出場権を得た選手で、第1回戦ではカノアに完璧に抑えられたものの、敗者復活戦で元スネークテールズのラムジ・バークヒアム(MAR)を倒し、準々決勝で再対戦。7.00のハイスコアを出してカノアをノックアウトしていた。
次のイベントはポルトガルで開催される『MEO Portugal Cup of Surfing』。9月28日〜10月2日のベストデイに開催予定。
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