高橋光成と石川歩の投手戦に期待【9/15パ・リーグ見どころ】

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【(C)パーソル パ・リーグTV】

 9月15日、「パーソル パ・リーグTV」ではパ・リーグの一軍公式戦3試合、ファーム公式戦3試合をライブ配信予定。ここでは6試合の見どころをご紹介する。

※状況により、試合が中止になることもあります。

高橋光成は3度目の正直となるか? 自身7連勝を目指す石川歩との投手戦に期待

 18時からメットライフドームで埼玉西武と千葉ロッテの第15回戦が行われる。首位・福岡ソフトバンクに0.5ゲーム差に迫った千葉ロッテは、苦手とするこのカードでなんとか白星をつかみたいところ。対する埼玉西武は、13日の福岡ソフトバンク戦で完封勝利を挙げ連敗を3でストップ。上位チームとの直接対決から、浮上の気運を高めていきたい。

【今季対戦成績】
埼玉西武→9勝5敗
千葉ロッテ→5勝9敗

【埼玉西武】高橋光成投手 11試合5勝6敗 69.1回 60奪三振、防御率4.28
【千葉ロッテ】石川歩投手 12試合6勝2敗 77.2回 42奪三振、防御率3.82

 埼玉西武は高橋光成投手が先発。前回8日の登板ではあと一歩で無安打無得点投球を逃したものの、今季初の完封で5勝目を挙げた。1日の試合では7回途中まで無安打に封じた千葉ロッテを相手に、3度目の正直でノーヒットノーラン達成なるか。攻撃陣からは山川穂高選手に注目したい。9月は打率.195と苦しむ山川選手だが、12日の福岡ソフトバンク戦では7試合ぶりとなる本塁打を放ち、日本人最速となる通算150号に到達した。今季2試合の対戦でいずれも本塁打を放っている石川投手から新たな記録へ踏み出す一発は飛び出すか。

 一方の千葉ロッテの先発は石川歩投手。開幕から金曜日の登板が続いていた石川投手だが、ファームでのリフレッシュを経て中10日での先発となる。自身6連勝中、8月の月間MVPに輝いた好調な右腕が首位を狙うチームを勝利に導くか。打線の注目は加藤翔平選手。10日の試合から4試合連続で「1番・センター」で起用されると、すべての試合で安打を放ってリードオフマンの役割を果たしている。8月29日の一軍昇格後は3割を超える打率でアピールを続ける加藤選手。起用に応え続けて定位置確保を目指す。

上沢直之と千賀滉大の投げ合い。誕生日を迎える川瀬晃のプレーにも注目!

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 18時から札幌ドームで北海道日本ハムと福岡ソフトバンクの第16回戦が行われる。福岡ソフトバンクは13日の埼玉西武戦で完封負けを喫して連勝が5でストップ。一方の北海道日本ハムは3カード連続の負け越しとなかなか上昇気流に乗り切れていない。3連戦を白星でスタートするのはどちらのチームか。

【今季対戦成績】
北海道日本ハム→5勝9敗1分
福岡ソフトバンク→9勝5敗1分

【北海道日本ハム】上沢直之投手 9試合5勝3敗 57.2回 61奪三振、防御率2.65
【福岡ソフトバンク】千賀滉大投手 10試合6勝3敗 63.2回 75奪三振、防御率3.39

 北海道日本ハムの先発は上沢直之投手。前回登板では千葉ロッテを相手に7回3失点と試合を作ったが、味方の援護に恵まれず3敗目を喫した。ここ5試合はいずれもQSと抜群の安定感を見せているだけに、自らの投球からカード初戦の勝利を引き寄せたい。打線の注目は大田泰示選手。開幕直後は打撃の振るわない期間が続いたが、夏場に入ると8、9月はいずれも3割を優に超える打率で好調ぶりを示している。前回対戦で猛打賞と打ち込んだ千賀投手に対して、大田選手の一打に期待したいところだ。

 対する福岡ソフトバンクは千賀滉大投手が先発。8日の楽天戦では8回を投げて13奪三振、無失点の快投を見せて6勝目を挙げた。7月21日の北海道日本ハム戦では7回に集中打を浴びて降板となっただけに、この試合ではしっかりと先発の役割を果たしたい。打線の注目は川瀬晃選手。2試合ぶりの先発出場となった13日の試合では、8月25日以来となるマルチ安打を放って結果を残した。試合当日に23歳の誕生日を迎える川瀬選手。自らを祝う一打でチームを勝利に導くか。

山本由伸は神戸初勝利なるか。楽天は辛島航が今季初勝利を目指す

【(C)パーソル パ・リーグTV】

 18時からほっともっとフィールド神戸でオリックスと楽天イーグルスの第13回戦が行われる。昨季は11試合行われたほっともっとフィールド神戸での公式戦も、日程の変更を受けて今季はこのカードのみの開催となった。「THANKS KOBE」と題し、1995年当時の「オリックス・ブルーウェーブ」の復刻ホームユニフォームを着用するオリックスは、3連戦の初戦を飾れるだろうか。

【今季対戦成績】
オリックス→6勝5敗1分
楽天イーグルス→5勝6敗1分

【オリックス】山本由伸投手 12試合4勝3敗 80.2回 93奪三振、防御率3.01
【楽天イーグルス】辛島航投手 15試合0勝2敗 18.1回 10奪三振、防御率4.42

 オリックスの先発は山本由伸投手。8日の埼玉西武戦では7回2失点と好投したものの、味方打線が沈黙してしまい3敗目を喫した。ほっともっとフィールド神戸では昨年2試合に先発して0勝2敗、防御率5.54。縁起のいい95年の復刻ユニフォームを身にまとい、神戸の地で白星を手にすることができるか。打線の注目は14日の試合で5試合ぶりに先発復帰した宗佑磨選手だ。昨季ほっともっとフィールド神戸では17打数7安打、1本塁打と圧巻の打撃成績を残した。神戸のファンに勝利を届ける一打は飛び出すか。

 楽天は辛島航投手が先発。8日の福岡ソフトバンク戦では、今季最長の5回を投げて2失点と試合を作ったが、味方の援護に恵まれず白星とはならなかった。昨年9月7日以来となる先発勝利を目指す。打線の注目は島内宏明選手だ。昨季、ほっともっとフィールド神戸では11打数4安打、1本塁打と相性は悪くない。9月は打率1割台と振るわない試合が続いているが、今季6打数4安打と結果を残す山本由伸投手との対戦から上昇気流に乗っていきたい。

【ファーム】埼玉西武は連敗脱出なるか。イースタン首位・楽天と対戦

 イースタン・リーグ公式戦、埼玉西武対楽天イーグルス第3回戦は13時からCAR3219フィールドで行われる。埼玉西武は8月27日の横浜DeNA戦で勝利して以来、公式戦では白星なし。しかし先週末の巨人戦では1番に入った綱島龍生選手が2試合で計5安打と奮闘。連敗ストップへ、チームを勢いづける活躍に期待だ。一方、楽天は前のカードでイースタン2位・横浜DeNAと決戦を1勝1敗で終え、首位の座を守りきった。黒川史陽選手は11日に3安打、13日に2安打と貢献しており、この3連戦でも快音は続きそうだ。

【今季対戦成績】
埼玉西武→2勝0敗
楽天イーグルス→0勝2敗

【ファーム】4連敗中の北海道日本ハムは好調の千葉ロッテ打線を食い止められるか

 イースタン・リーグ公式戦、北海道日本ハム対千葉ロッテ第10回戦は13時からファイターズ鎌ケ谷スタジアムで行われる。北海道日本ハムは前のカードで巨人に3タテされるなど4連敗中。対戦相手の千葉ロッテは4試合連続で2桁安打と打線が活発な状態なだけに、投手陣の踏ん張りが連敗ストップの鍵となる。打線では北海道日本ハム・樋口龍之介選手が打率.347、12本塁打、長打率.660、出塁率.445といずれもイースタントップの成績。51安打と32打点はリーグ2位と頼もしい限り。勝利につながる一打に期待しよう。

【今季対戦成績】
北海道日本ハム→4勝5敗
千葉ロッテ→5勝4敗

【ファーム】2連勝中の福岡ソフトバンクは広島と3連戦

 ウエスタン・リーグ公式戦、福岡ソフトバンク対広島第9回戦は18時からタマホームスタジアム筑後で行われる。福岡ソフトバンクは椎野新投手が先発予定。今シーズン、ウエスタンではリリーフで13試合1勝0敗2セーブ、16回、18奪三振、防御率0.56の成績。先発マウンドでも好投なるだろうか。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→6勝2敗
広島→2勝6敗
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