9月10日、ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉で行われた楽天イーグルスと千葉ロッテのイースタン・リーグ公式戦第7回戦は、4対2で千葉ロッテが勝利した。

　千葉ロッテの先発は石崎剛投手。ファーム公式戦で好投を続けている右腕は、今試合でも安定した投球を披露。4回打者16人に対し80球、2安打2四球6奪三振無失点の内容でマウンドを降りた。

　一方の打線は3回表に2死から平沢大河選手が二塁打で出塁すると、福田光輝選手の適時打で1点を先制。続く山口航輝選手が四球を選んで好機を広げると、高部瑛斗選手にも適時打が生まれてこの回2得点。ルーキーの活躍で序盤にリードを得た。

　5回裏に2番手のサントス投手が和田恋選手の6号ソロで1点差に詰め寄られたが、7回表に山口航輝選手の適時打で再び2点差に。8回裏にもフローレス投手が藤田一也選手の適時打で1点を返されたが、9回表に内野ゴロの間に得点を挙げると、9回裏はアコスタ投手が3人で締め、試合終了。

　千葉ロッテは6回裏に登板した3番手の成田翔投手が今季初勝利をマーク。打線では藤原恭大選手、福田光選手、高部選手、西巻賢二選手が2安打を放った。一方敗れた楽天は、先発した王彦程投手が4.1回6安打3四球2失点の内容。打線では小郷裕哉選手が2安打をマークした。

　 １２３４５６７８９ 計
ロ ００２０００１０１ ４
楽 ００００１００１０ ２

ロ 石崎剛-サントス-○成田翔-渡邉啓太-フローレス-Sアコスタ
楽 ●王彦程-西口直人-久保裕也-J.T.シャギワ-釜田佳直

文・東海林諒平