4連勝中の千葉ロッテは大嶺祐太が先発【9/8パ・リーグ見どころ】

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大嶺祐太は3年ぶりの白星なるか。北海道日本ハムは自身3連勝中の上沢直之が先発

 9月8日18時からZOZOマリンスタジアムで千葉ロッテと北海道日本ハムの第13回戦が行われる。首位・福岡ソフトバンクに3連勝してゲーム差を「0.5」とした千葉ロッテは、勢いそのままにいきたいところ。対する北海道日本ハムも、上位争いに向けて負けられない戦いが続く。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→7勝5敗
北海道日本ハム→5勝7敗

【千葉ロッテ】大嶺祐太投手 1試合0勝1敗 5回 3奪三振、防御率12.60
【北海道日本ハム】上沢直之投手 8試合5勝2敗 50.2回 52奪三振、防御率2.66

 千葉ロッテの先発は大嶺祐太投手。3年ぶりの一軍登板となった1日の試合では、5回7失点と埼玉西武打線に打ち込まれたが、立ち上がりには球速150km/hを計測。連勝するチームの勢いに乗り、2017年6月8日以来3年ぶりとなる勝ち投手の座をつかみたい。打線の注目はマーティン選手。北海道日本ハム・上沢投手に対して5打数3安打(2本塁打を含む)と抜群の相性を誇っている。マーティン選手の一発で大嶺投手に白星をプレゼントできるか。

 一方の北海道日本ハムは上沢直之投手が先発する。1日の楽天戦では9回を投げて本塁打による1失点のみと圧巻の投球を披露。2年ぶりとなる完投で5勝目を挙げた。今季2戦2敗と苦手にする千葉ロッテに対して、自身3連勝中と上り調子の右腕はどのような投球を見せるか。攻撃陣からはビヤヌエバ選手に注目だ。8月25日の一軍昇格後はコンスタントに安打を放っていたビヤヌエバ選手だが、前のカードの埼玉西武戦では3試合で11打数5安打の固め打ち。9月に入って上昇気配を見せており、8月26日以来となる本塁打にも期待したいところだ。

1年ぶりの白星に向けて辛島航が先発。対する鷹は千賀滉大で連敗ストップなるか

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 9月8日18時から楽天生命パークで楽天と福岡ソフトバンクの第13回戦が行われる。本拠地での3連敗から立て直しを図りたい福岡ソフトバンクを、4ゲーム差まで詰め寄る3位・楽天が迎え撃つ一戦。カードの初戦を飾るのはどちらか。

【今季対戦成績】
楽天イーグルス→6勝6敗
福岡ソフトバンク→6勝6敗

【楽天イーグルス】辛島航投手 14試合0勝1敗 13.1回 7奪三振、防御率4.73
【福岡ソフトバンク】千賀滉大投手 9試合5勝3敗 55.2回 62奪三振、防御率3.88

 楽天の先発は辛島航投手。今季初先発となった1日の登板では4回途中まで被安打3、無失点と好投していたが、左ふくらはぎをつるアクシデントで無念の降板となった。1年ぶりの先発勝利に向けて、今回は長いイニングを投げ抜きたい。打線の注目はロメロ選手。今季、福岡ソフトバンクに対して打率.366と好成績を残すロメロ選手は、先発する千賀投手との対戦でも4打数2安打と苦にしていない。9月に入ってから打率.136と苦戦が続いているが、好相性のカードから復調といきたい。

 対する福岡ソフトバンクは千賀滉大投手が先発する。前回登板ではオリックスを相手に7回途中4失点と崩れて3敗目を喫した。ここ2試合は6回以降に与四球が増える傾向となっているだけに、中盤以降の制球力がカギとなりそうだ。打線からは甲斐拓也選手に注目したい。今季はここまで打率.210と中々打率が上がらない中、楽天に対しては打率.375と圧巻の成績を残している。今季全9試合でコンビを組む千賀投手とともに、チームを連敗脱出に導きたいところ。

高橋光成と山本由伸の投手戦に注目! 外崎修汰の先制パンチは飛び出すか

【写真提供:西武ライオンズ広報部】

 9月8日18時からメットライフドームで埼玉西武とオリックスの13回戦が行われる。9月に入って4勝2敗と徐々に反撃の態勢を整える埼玉西武に対し、オリックスは8カード連続勝ち越しなしとなかなか波に乗り切れてない。1週間の始まりとなるカード初戦、両チームの見どころを紹介していく。

【今季対戦成績】
埼玉西武→5勝6敗1分
オリックス→6勝5敗1分

【埼玉西武】高橋光成投手 10試合4勝6敗 60.1回 53奪三振、防御率4.92
【オリックス】山本由伸投手 11試合4勝2敗 73.2回 84奪三振、防御率3.05

 埼玉西武の先発は高橋光成投手。前回登板では、千葉ロッテに対して7回1死まで1本の安打も許さない快投。7回1安打無失点で4勝目を挙げた。「練習はいつも通り行いました。明日はチームにとっても週の初めですし、カード頭が大事になってきます。前回の内容が良かったので今回も同じように投げられるよう頑張ります」と意気込む。ここ3試合ではいずれもQSを達成するなど安定した投球を見せており、この試合も好投を期待したい。

 攻撃陣の注目は外崎修汰選手だ。8月12日以来の1番起用となった6日の試合では、適時二塁打に加え四球での出塁と役割を果たした。打線が軒並み苦戦するオリックス・山本投手に対しても7打数3安打と結果を残している。リードオフマンとして、流れを引き寄せる一打に期待がかかる。

 一方のオリックスは山本由伸投手が先発。1日の登板では福岡ソフトバンクを相手に7回無失点と好投し、7月12日以来となる白星を手にした。昨年は埼玉西武打線を3試合で防御率0.37、今季も2試合で防御率0.64と圧巻の成績を残す山本投手が再び手玉に取るか。打線ではT-岡田選手に注目したい。9月に入ってから15打数無安打となかなか快音が聞かれなかったが、5日の試合では代打で適時二塁打を記録。続く6日の試合は今季初の2番起用で先発に復帰すると、8月21日以来となる複数安打を放った。埼玉西武に対しても打率.316、3本塁打と好成績を残しており、さらなる活躍といきたいところだ。

【ファーム】岩見雅紀は2試合連発なるか

【(C)パーソル パ・リーグTV】

 イースタン・リーグ公式戦、楽天イーグルス対千葉ロッテ第5回戦はウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉で行われる。前試合で2本塁打放った楽天イーグルス・岩見雅紀選手は、ここまでイースタン35試合で7本塁打(5位タイ)21打点(8位タイ)打率.325(3位)と上々の成績を残している。特に本塁打はリーグトップの北海道日本ハム・樋口龍之介選手と3本差なだけに、好調を維持すれば本塁打王の座も射程圏内だ。

 一方、千葉ロッテは9月に入り5試合のうち3試合で2桁安打を記録。なかでも直近5試合の打率.450の藤原恭大選手と同.438の山口航輝選手が存在感を発揮している。将来性豊かな20歳の2選手が今週も打線をけん引するか。

【今季対戦成績】
楽天イーグルス→1勝3敗
千葉ロッテ→3勝1敗

オリックス・白崎浩之は一軍昇格へ快音を重ねられるか

 ウエスタン・リーグ公式戦、オリックス対阪神第15回戦はオセアンバファローズスタジアム舞洲で行われる。オリックスは前カードで白崎浩之選手の活躍が光った。9月1日の試合では2号アーチ、2日は3安打、3日は代打でヒットと快音が続く。一軍昇格へまだまだアピールだ。

【今季対戦成績】
オリックス→7勝5敗2分
阪神→5勝7敗2分
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