栗山巧が3安打2打点&通算350二塁打達成。救援陣が圧巻の投球を見せた埼玉西武が逆転勝利【7/26試合結果】

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【画像提供:パーソル パ・リーグTV】

 7月26日、メットライフドームで行われた埼玉西武と千葉ロッテの第11回戦は、4対2で埼玉西武が勝利。中盤に逆転すると、救援陣が4イニングを無安打無四死球ピッチングでつないだ。

 埼玉西武の先発は榎田大樹投手。初回、1番・福田秀平選手、2番・マーティン選手に連打を許しピンチを背負ったが、後続を落ち着いて打ち取り無失点に。以降2イニングを3者凡退に抑えたが、4回表に連打で無死1,3塁のピンチを招くと、井上晴哉選手の適時二塁打とレアード選手の内野ゴロの間に2失点。5回表は無失点に抑えたが、6回表の先頭打者に安打を許したところで降板した。

 一方の打線は2回裏、栗山巧選手の通算350二塁打となる適時二塁打で1点を先制。以降は千葉ロッテの先発・中村稔弥投手の前に追加点を挙げられずにいたが、投手が代わった6回裏に反撃。1死から外崎修汰選手が安打を放つと、中村剛也選手、栗山巧選手が連続適時二塁打を放って勝ち越し。なおも2死3塁の場面で木村文紀選手にも適時打が生まれ、この回一挙3得点。千葉ロッテの2番手・小野郁投手を捉え、4対2と逆転に成功した。

 リードを得た埼玉西武は、6回から登板している救援陣が圧巻の投球を披露。平井克典投手、平良海馬投手がそれぞれ1イニングを3人で締めると、8回表に登板したギャレット投手は、最速160km/hを計測するなど3者凡退に。最終9回表も守護神・増田達至投手が3者凡退に抑えて試合終了。4対2で埼玉西武が逆転勝利を収めた。

 先発の榎田投手が5.0回7安打2失点の内容で降板したが、後を受けた4投手が走者を1人も許さない投球を披露。打線も栗山選手が3安打2打点、中村選手が1安打1打点2四球と、中軸に座るベテランが躍動した。一方敗れた千葉ロッテは、今季初先発の中村稔投手が5回5安打2奪三振2四球1失点の好投を見せたが、2番手の小野投手がつかまった。

  123456789 計
ロ 000200000 2
西 01000300X 4

ロ 中村稔弥-●小野郁-松永昂大-山本大貴-東條大樹
西 榎田大樹-○平井克典-平良海馬-ギャレット-S増田達至

文・東海林諒平
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