7月9日、PayPayドームで福岡ソフトバンクと楽天イーグルスの第3回戦が18時から行われる。8日の試合は、序盤から大量得点を挙げた楽天が12対8で勝利を収めた。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→1勝1敗
楽天イーグルス→1勝1敗

【福岡ソフトバンク】バンデンハーク投手 2試合1勝0敗 12.2回 10奪三振、防御率4.97
【楽天イーグルス】塩見貴洋投手 2試合0勝2敗 9.1回 4奪三振、防御率10.61

　福岡ソフトバンクの先発はバンデンハーク投手。前回登板した2日の北海道日本ハム戦では、5回7安打2四球5失点の内容で降板した。8日の試合で12得点と活気付いている楽天打線を相手に好投を披露できるか。打線で注目したいのはバレンティン選手。6月は打率.167と不調に苦しんでいたが、7月に入ると状態が一変。7試合で10安打3本塁打12打点、打率.385と当たっている。8日の試合でも適時打を放った主砲の勝負を決める一打に期待したい。

　対する楽天は塩見貴洋投手が先発のマウンドへ。ここまで登板した2試合では、4.2回5失点、4.2回6失点と苦しい投球が続いている。9日は試合を作る好投を見せ、挽回したいところ。打線では浅村栄斗選手に注目。8日の試合ではダメ押しの9号3ランを放ち、球団史上最長タイとなる4試合連続本塁打を記録した。この試合でも快音を響かせ、球団記録更新なるか。

　7月9日、京セラドーム大阪でオリックスと北海道日本ハムの第3回戦が18時から行われる。8日の試合は、10対4で北海道日本ハムが勝利した。

【今季対戦成績】
オリックス→1勝1敗
北海道日本ハム→1勝1敗

【オリックス】山崎福也投手 1試合0勝0敗 5回 3奪三振、防御率5.40
【北海道日本ハム】バーヘイゲン投手 2試合1勝0敗 10.1回 8奪三振、防御率4.35

　オリックスの先発は山崎福也投手。前回登板した2日の埼玉西武戦では、2本塁打を浴びるなど、5回6安打4失点（自責点3）の内容だった。この試合では一髪に警戒し、今季初勝利をつかみたい。打線ではジョーンズ選手に注目。8日の試合で3号ソロを含む2安打をマークした。打率.288と状態が上がってきている助っ人に期待が高まる。

　対する北海道日本ハムはバーヘイゲン投手が先発。来日初登板では6回2失点の好投で今季初勝利を挙げたが、前回登板した2日の福岡ソフトバンク戦では5回途中6失点と打ち込まれた。試合を作る投球でチームを連勝に導けるか。打線では大田泰示選手に注目。6月は打率.156と不調だったが、8日の試合では2安打4打点をマークするなど、7月は打率.241と状態を上げてきている。この試合でも「強打の2番打者」として相手にプレッシャーをかけたい。

　7月9日、ZOZOマリンスタジアムにて千葉ロッテと埼玉西武の第3回戦が18時から行われる。8日の試合では埼玉西武が3対0で勝利を飾り、連敗を止めた。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→1勝1敗
埼玉西武→1勝1敗

【千葉ロッテ】岩下大輝投手 2試合2勝0敗 10.2回 8奪三振、防御率1.69
【埼玉西武】本田圭佑投手 2試合0勝1敗 9.2回 7奪三振、防御率3.72

　千葉ロッテの先発は岩下大輝投手 。前回登板した2日の楽天戦では、5回を6安打3失点にまとめて2勝目を挙げた。この試合でも安定した投球で勝ち星を呼び込みたい。打線は好調が続く荻野貴司選手に注目。今季は主に1番打者として出場し、リーグトップの8盗塁を決めているが、失敗は1回のみと成功率の面からも好調さをうかがわせる。その足で相手にプレッシャーをかけられるか。

　埼玉西武の先発は本田圭佑投手。前回登板した2日のオリックス戦では、5回途中で降板と悔いが残る登板となった。千葉ロッテは昨季5戦4勝1敗と多くの勝利を挙げた相手。良いイメージで今季初勝利を挙げたい。援護したい打線は外崎修汰選手に期待。開幕から5番打者としての出場が多かった外崎選手だったが、7月4日からここまでの4試合には3番打者として出場。4試合連続安打、さらには3試合連続打点が続いている。この好調を維持して打線を勢いづけたい。

　ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉では、埼玉西武対楽天イーグルスの第1回戦が13時から行われる。2試合連続で雨天中止となってしまったこのカード。埼玉西武・高木渉選手、楽天イーグルス・フェルナンド選手はともに打撃成績がイースタン・リーグ上位に入る好調ぶり。仕切り直しの一戦でも好調をキープしたい。

【昨季対戦成績】
埼玉西武→6勝13敗1分　楽天イーグルス→13勝6敗1分

　ロッテ浦和球場では、千葉ロッテ対東京ヤクルトの第4回戦が18時から行われる。7日の試合は、「4番・サード」の安田尚憲選手が2打数1安打。すると、安田選手はその日の一軍ナイトゲームに「7番・DH」でスタメンに名を連ね、ZOZOマリンスタジアムでは初となるホームランを放った。若い選手のダブルヘッダーを見れるのもファーム中継ならでは。一軍とあわせて楽しみたい。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→1勝2敗　東京ヤクルト→2勝1敗