【秋田】2020シーズンはマスコットのブラウゴンが大活躍!?ここまでの活躍をまとめてみた!

ブラウブリッツ秋田
チーム・協会

【©BLAUBLITZ AKITA】

3月25日(水)Jリーグよりリーグ戦の再延期が発表。
選手に会えない…試合が観たい…ともどかしい状況が続いているが、今回はそんな中でも懸命に活動しているブラウブリッツ秋田のマスコット、ブラウゴンについてご紹介。

そもそも秋田に何で竜?

2011年初めて登場したブラウゴン 【©2011 BLAUBLITZ' AKITA/Kaneko(BBPU)】

秋田で有名なキャラクターといえば?
多くの人が最初に浮かべるのはおそらく「なまはげ!」となるだろう。
実際になまはげはブラウブリッツ秋田のエンブレムにも使われている。
野生で見れる動物といえば熊やカモシカ。県内の水族館では白熊が目玉となっているが、ブラウブリッツ秋田ではマスコットには竜を採用している。

ブラウゴンが誕生したのは2011年。
秋田県在住、当時小学生の男のデザインが採用された。

秋田県にある十和田湖・八郎湖・田沢湖が舞台となった「三湖伝説」というものがあり、この伝説には八郎太郎と辰子という2人の竜神が出てくる。
ブラウゴンは彼らの子供なので竜のマスコットとしてブラウブリッツ秋田を盛り上げるために活動をしているのだ。

マスコット総選挙2020では大躍進!

取材の受け答えをするブラウゴン 【©BLAUBLITZ AKITA】

2020年もシーズンの開幕に合わせて、Jリーグで最も人気のあるマスコットを決めるマスコット総選挙が行われた。
2019年の総選挙では54チーム中51位と下位に沈んでいたブラウゴン。
そのため2020シーズンはJ3のマスコットの中で1位を取れなければ活動終了の危機というピンチにも陥っていた。
自身の進退をかけ、Twitterを開設し街頭でビラ配りや動画配信、地元であるABS秋田放送の「まちなかSESSION エキマイク」へラジオ出演し投票を呼び掛けるなど精力的に活動を続けるブラウゴン。

「まちなかSESSION エキマイク」にて記念撮影するブラウゴン 【©ABS】

そのかいもあってか選挙の結果は54チーム中34位と大きくジャンプアップしたものの、J3では3位となり、優勝とはならず。
しかし、秋田県大仙市に拠点を構える医療法人あけぼの会 花園病院がブラウゴンのスポンサーとなり、2020シーズンも活動を継続できることとなった。

まずはサインを作ってみたゴン!

できたてのサインを紹介しているブラウゴン 【©BLAUBLITZ AKITA】

活動継続が決定し、ブラウゴンがまず取り掛かったのは自身のサインを作ること。

初めて会った人に覚えてもらうように、会いに来てくれた人に何か記念となるものを渡せるようにとブラウゴンが一生懸命考えて生まれたこのサイン。

一見、似顔絵のように見えるが実は「ブ・ラ・ウ・ゴ・ン」と文字で似顔絵を作っている。

2020シーズンからブラウゴンの背番号を入れたユニフォームも販売しており、たくさんサインを書くことを楽しみにしてるようだ。

マスコットも1社員!ファンコミュニケーションチームとして奮闘中!

小さなお友達とサッカーボールで遊ぶブラウゴン 【©BLAUBLITZ AKITA】

ブラウゴンの所属はマーケティング部ファンコミュニケーションチーム。
様々なホームタウン活動、サッカー教室などを通じてファン・サポーターを増やす仕事をしている。

地域のお祭りに参加してタラを担いで奉納したり、サッカー教室で幼児と遊んでいたかと思いきや、ファンクラブに加入した方へ特典を発送したりとまじめな事務作業も器用にこなす。

さらには新しく買ってもらったというセグウェイドリフトを公園で練習するなど、今年は何やら気合の入り方が一味違う。

今までスタジアム以外での活動があまり知られていなかったブラウゴンにとっては自身のTwitterができたことで、たくさんの活動を知ってもらえる機会が増えているのが、彼のモチベーションにつながっているのかもしれない。

秋田の笑顔と元気のために

2020年の活躍を誓うブラウゴン 【©J.LEAGUE】

秋田のことを知ってもらいたい、秋田の人に笑顔を届けて元気になって欲しい。
ブラウゴンはその想いを抱いて日々活動している。

Twitterでは秋田弁を毎週紹介し秋田の文化を発信しており、今後は秋田県内のお祭りや観光地なども動画などを使って配信していく計画をしているそうだ。

なかなか試合が見られない、選手の活躍を届けられない中、懸命に頑張るブラウゴンにこれからも注目してほしい。
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著者プロフィール

「秋田の笑顔と元気のために」 ブラウブリッツ秋田に関するニュース・コラムなど、チーム広報が秋田の魅力を発信していきます。

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