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長身鬼VS変則投球の節分！？　楽天の久米島キャンプレポート【2月3日】

パ・リーグインサイト 2020年2月3日 20:20

チーム・協会

【（C）PLM】

　久米島球場で行われている、東北楽天ゴールデンイーグルスの春季キャンプ「フォーティーセブンスプリングキャンプ 2020」。3日目は豪華投手陣がブルペンで競演し、野手は実戦的な内容でメニューで汗を流した。

【3日と4日は午前中の練習は非公開となっている（C）PLM】

　午前中の練習は非公開で行われ、メイン球場は立ち入り禁止に。一部の投手はサブグラウンドでキャッチボールを行った。新外国人投手のシャギワ投手や、千葉ロッテから移籍した涌井秀章投手と酒居知史投手、アメリカから3年ぶりにNPBへ復帰した牧田和久投手といった新顔が並んだ。その後、則本昂大投手、涌井投手、酒井投手がブルペンで勢ぞろい。石井一久GMもブルペンの様子を見守った。

【石井一久GMが見つめるなかで涌井秀章がピッチング（C）PLM】

　午後になるとメイン球場が開放され、ケースバッティングが行われた。FAで入団した鈴木大地選手の大きな声がグラウンドに響く。積極的に選手たちに声をかける三木監督の姿も印象的だった。ミスがあれば「サインミスはだめだよ」とピシャリと注意。緊張感が高まるなか、足立祐一選手がバントをきっちり決めれば「ナイスバント！」と三木監督と選手たちが盛り上がる。メリハリのある練習で三木監督の目指す細かな野球の一端がうかがえた。

【豆が勢いよく下から浮き上がり、鬼役の弓削隼人に直撃（C）PLM】

　この日2月3日は節分。久米島に超大型の鬼が出現…… と思いきや、その正体は鬼に変身した身長193cmの2年目左腕の弓削隼人投手。鬼退治を務めるのは、アンダースローの牧田投手とサイドスローの高梨雄平投手だ。「鬼は外、福は内！」の声に合わせて変則投法で豆を投げつけると、大きな鬼は「いてっ！」と浮き上がる豆に顔をゆがめていた。

　豆まきを終えた3投手は、節分にちなんで追い払いたいことと、呼び込みたい福を発表。

牧田投手「アメリカでの2年間を払いたいですね。呼び込みたい福…… 勝利しかないです！」
弓削投手「病原菌を追い払いたい。勝利の女神を呼び込みたいです」
高梨投手「去年は痛恨の体調不良（急性虫垂炎で離脱）が起きたので、邪気を払いつつ、今年は運がそろそろ僕に巡ってくると思うので、運を呼び込みたいです」

【高梨投手は豆をほおばり邪気を払う？（C）PLM】