【フットサルプレーオフ決勝 第1戦/名古屋vs大分】シュート32本を放つも2-2の引き分け……「やろうとしていたことは8割、9割はできていた」(名古屋 フエンテス監督)

SAL
チーム・協会

【軍記ひろし】

1月25日(土)、Fリーグ2019/2020 ディビジョン1 プレーオフ決勝第1戦 名古屋オーシャンズ vs バサジィ大分が武田テバオーシャンアリーナで行われ、2-2のドローに終わった。

試合は開始20秒にカウンターから独走を仕掛けたペピータのゴールで先制。主導権を握りながらゲームを進めたがシュートはポストやバーに嫌われ続け、前半が1-0で終わる。

後半は、25分に失点し同点とされるが31分の吉川智貴のミドルで突き放す。しかし、34分にカウンターから大分に2度目の同点弾を許してしまい2-2のまま第1戦を終えた。

一人ひとり集中を高めて明日のゲームにアグレッシブに入っていきたい

フエンテス監督(名古屋オーシャンズ)

──試合を振り返って。


ゲームの内容としては、チームとして主導権を握れていた展開でした。ただ、これが決勝だと思います。私たちのやるべきことを8割、9割できていたとして、それでも勝てなかった。明日は100%出し切らないと勝てない。少ないミスの中でも、相手はチャンスを生かしてきました。今日、私たちが学んだことを明日生かして100%を出し切るところが決勝では大事になってくると思います。

──早い段階でスコアが動きましたが、そこからスコアが動かせなかった要因は。

試合を振り返った際の話でもあったように、内容は悪くなく多くのチャンスがあった中で決め切れなかったことでスコアが動きませんでした。そこの部分を明日は目標にして、決め切れるようにしたい。1点が入って一つずつ作り上げていければ流れも変わってくるはずです。なので今日のような内容を作って、最後決め切れていれば何点入ってもおかしくない展開でした。ただ、最後決めきればスコアは動かないですし、それがスポーツです。そこが明日、一番の大きな課題だと思っています。

──練習では相手の良さを消そうと取り組んできていましたが、今日できたこととできなかったことは。

相手の分析も多くしてきましたが、私たちの良さも出していくことが今回に限らず、シーズンを通して取り組んできたことです。そういう意味で攻撃と守備、全体を振り返ると先ほども話したように私たちがやろうとしていたことは8割、9割はできました。ですが決め切れなければ多くのチャンスがあってもスコアは動きません。私たちのスタイルは攻撃的でボールを持つ時間も多いこと。それは今日もできていましたし、ある程度のリスク管理もできていました。内容としては満足しています。決勝なので勝たなければ何も意味はありませんが、アドバンテージは私たちにあると思っています。そういう状況を頭に入れながら選手は冷静に戦えました。私たちは引き分けで満足はしていないのでみんなでチーム一丸に、一人ひとり集中を高めて明日のゲームにアグレッシブに入っていきたい。今日決めれれなかったところを明日、決められるように少しずつ作り上げていきたいです。

星龍太(名古屋オーシャンズ)

──試合を振り返って。


監督が言ったことが全部だと思います。チャンスがいくら多くても、ピンチがいくら少なくてもスコアが一緒なので。こういう決勝の舞台はチャンス、ピンチの数関係なくスコアで全部が決まります。そこを明日、違いを見せることが僕たちの仕事ですし、やらなければいけないことだと思います。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

SAL

フットサルを見る・蹴る・着るという3つの視点から多角的に発信していくメディアです。見る人には、試合情報や技術・戦術などの競技の魅力、選手のキャラクターや物語を。蹴る人には、ボールを扱う喜びや仲間と蹴る爽快感を。着る人には、注目アイテムや、着こなしのアドバイスを。それぞれのニーズに合ったフットサル情報をお届けします。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント