一般社団法人日本ゴルフツアー機構（JGTO）会長の青木功が、1月22日に都内で行われた「ゴルフサミット会議」に出席。昨年のJGTOの活動報告と、2020五輪イヤーへの思いを新たにした。

「ゴルフサミット会議」は、国内のゴルフ関連16団体（※下記）が、「ゴルフをみんなのスポーツへ」を共同スローガンに、1997年に第1回を開催。以来、毎年1回新年のこの時期に、その年の活動指針となる提言を決定・発信するなど、加盟団体の連携と、ゴルフ界の発展につとめてきた。

長年、取り組んできた「ゴルフ場利用税の撤廃」「国家公務員倫理規定における『ゴルフ』の文言の削除」や、「反社会勢力の排除」等、従来の提言に加えて、今年は世界的な環境問題となっているひとつでもある「プラスチックごみの削減」と、ゴルフ活性化対策のひとつとして、「女性ゴルファーの創造と開拓」の活動指針が盛り込まれた。

昨年は、JGTOでも「ゴルフFANプロジェクト」を立ち上げ、女性ゴルファーの大会誘致に積極的に動いてきたことなどを、議場でも発表。また、各トーナメントを通じて「廃プラ」の削減にも引き続き、取り組んでいくことを伝えた。

今年はいよいよ、2020東京。女子ゴルフでは、昨年の渋野日向子選手のメジャー優勝や、先の米女子ツアーでプレーオフに進んだ畑岡奈紗選手など活躍が目覚ましいが、開催の7月を半年後に控えて、男子ゴルフでも引き続き、選手の強化につとめていく決意を合わせて示した。

※ゴルフ16団体一覧
公益財団法人　日本ゴルフ協会　　　　　　　　　
一般社団法人　日本ゴルフ場経営者協会
公益社団法人　日本パブリックゴルフ協会
公益社団法人　全日本ゴルフ練習場連盟
一般社団法人　日本ゴルフ用品協会
一般社団法人　日本ゴルフトーナメント振興協会
公益社団法人　日本プロゴルフ協会
一般社団法人　日本女子プロゴルフ協会
日本ゴルフ関連団体協議会
NPO日本芝草研究開発機構
全国ゴルフ会員権取引業団体連絡会
全国ゴルフ場関連事業協会
日本ゴルフコース設計者協会
日本ゴルフジャーナリスト協会
日本ゴルフ場支配人会連合会
一般社団法人　日本ゴルフツアー機構