【UFC】オーズデミアが辛勝、チェ・ドゥホは地元で勝利ならず
【Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC】
【セミメインイベント】
ライトヘビー級マッチ 5分3ラウンド
○ヴォルカン・オーズデミア vs. アレクサンダル・ラキッチ●
判定2-1(29-28、28-29、29-28)
ヴォルカン・オーズデミア
「本当にいい気分だ。もっとラウンドがあれば、今回の試合はもっと俺のものになっていただろう。相手の体が疲れてきているのは分かったし、弱くなってもいた。ボディショットや膝をボディに打ち込むたびに、相手の息が上がっているのが分かった。メンタルも徐々に下がっていっていたから、ラウンドを重ねるたびに今回の試合は俺のものになっていった。2020年は俺の年になる。今回のキャンプ中はいくつかケガとの戦いもあったけど、韓国のファンのために、すべてのUFCファンのためにあきらめたくなかった。だからがんばることにした。俺はあきらめるようなタイプじゃない。ケガでも戦う。しんどくても戦う。危険な相手と戦って勝利を得るためにオクタゴンにいるんだ。俺は今、レイエスを待っている。いろいろとあるみたいだから、彼が戻ってきたときに備えて、ここで待っているつもりだ。その一方で、また戦いたいと思っているのはアンソニー・スミスだ」
【Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC】
フェザー級マッチ 5分3ラウンド
●チェ・ドゥホ vs. シャルル・ジョーデイン○
2ラウンド(4分32秒)TKO
シャルル・ジョーデイン
「今回の試合はかなりのプレッシャーを感じていた。自分に対して、負けたらこのスポーツではおしまいだぞ、と言っていたんだ。この勝利が必要だった。今日のように逆境で戦ったことは一度もない。2回もロックされて、最初のラウンドの方は詳しく覚えてすらいない。第1ラウンドでかなり激しく打たれてしまったけど、兄弟から“あいつはこれで終わりだ。第1ラウンドで仕留めるタイプだから。プッシュし続けろ”と言われたんだ。第2ラウンドに入ると、何もかもが自分の追い風みたいに感じたし、相手を追い詰められる気がした。向こうがもっと攻めてくるかと思ったけど、自分の手数を計算していたらしく、ちょっと変な感じがした。だから、もしかすると最初のラウンドでノックダウンされたことで、向こうは自分のゲームプランを考え直し、かけるはずのプレッシャーをかけてこなかったのかもしれない。オクタゴンでも言ったように、カブ・スワンソンと戦えたら名誉なことだと思う。彼が膝の手術から早く回復することを願っている。そうすれば彼と戦うチャンスがあるかもしれない。2020年がどうなるか分からないけど、今回のような勝利を挙げられたんだから、チェ・ドゥホ以上に有名なファイターと戦うにふさわしいと思っている。いいファイターがたくさんいるけど、ビッグネームはいない。このスポーツで名を馳せたい。まだランキングに入っていないけれど、そういうビッグネームのファイターとやりたい」
【Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC】
○チョン・ダウン vs. マイク・ロドリゲス●
1ラウンド(1分04秒)KO
チョン・ダウン
「これまでで一番のパフォーマンスだった。ノックアウトできて本当にうれしい。今日は自分のことを誇りに思う。トップのファイターたちに近づいていることは実感している。ジョン・チャンソンやキム・ドンヒョン、チェ・ドゥホとかね。こんなに早くノックアウトできるとは思っていなかった。彼に対して自分のレスリングを生かすプランだったんだ。UFCではこれが2回目のフィニッシュだから、これからもトレーニングに励んですぐに試合ができるように願っている。前から言っていることだし、今日も言ったけど、自分は今でもジアン・ヴィランテとやりたい。でも、トップ20にいる選手なら誰でもいい。誰かと戦うことで自分が成長できるなら、喜んでその試合を受ける。地元で戦えるなんて信じられなかった。ファンからの応援もエネルギーもすごい。今回の勝利を挙げるためのパワーをもらった」
【Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC】
○パク・ジョンヨン vs. マルク・アンドレ・バリオー●
判定3-0(29-28、29-28、30-27)
パク・ジョンヨン
「今日1日はまるで夢がかなったかのよう。ここにいることが信じられないくらい。今回の試合に向けて本気でトレーニングしてきたし、勝利した今も、自分が狙っていた完璧な結果じゃなかったことを悔やんでいる。前回の試合ではできるだけ早くフィニッシュしようとしすぎたけど、今日はコントロールしようとしつつ、試合の流れに乗ろうとした。マルクは思っていたよりもタフだった。ここからは今日の試合で改善が必要だと思った部分を改善させたい。特にテイクダウンとディフェンスのキックはうまくならないと」
【Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC】
○カン・ギョンホ vs. リュウ・ピンユエン●
判定2-1(29-28、28-29、30-27)
カン・ギョンホ
「計量から体が重くて、今回の試合はあまり力強さを感じられなかった。体が言うことを聞かなくて、相手にダメージを与えられなかった。リュウは強力な右のオーバーハンドを持っているから、プレッシャーをかけられたらタックルして時間を稼ぐつもりだった。3ラウンドの終盤にはユナニマス判定で勝つと思っていたからスプリットだと聞いてびっくりだ。今日のカット(傷)はたいしたことない。こういうのはあることだし、特に問題はないよ。すべてのファンが自分を応援してくれる地元での試合は本当に力になったし、この傷ができても、今回の勝利をとても支えてくれたと思っている」
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ