【サーフィン】五十嵐カノア、村上舜、都築有夢路が受賞!『JAPAN ACTION SPORTS AWARDS 2019』
【THE SURF NEWS】
サーフィン、スケートボード、スノーボード、BMX等のアクションスポーツを代表して「ACTION SPORTS of the YEAR」を五十嵐カノアが受賞。「SURFER of the YEAR」には村上舜と都築有夢路が、「SPECIAL AWARD」には波乗りジャパンが選ばれた。
会場には五十嵐カノアと都築有夢路、日本サーフィン連盟の関口嘉雄理事 が出席し、受賞の喜びや来シーズンの抱負を語った。村上舜は台湾遠征のため残念ながら欠席したものの、ビデオレターを寄せた。
アクションスポーツオブザイヤー 五十嵐カノア
Photo: THE SURF NEWS 【THE SURF NEWS】
■五十嵐カノア プロフィール
生年月日:1997年10月1日(22才)
出身地:カリフォルニア
サーファーであった両親の影響で、わずか3歳でサーフィンをはじめる。その3年後には初出場したローカルコンテストで初優勝を遂げ、類稀なるその才能を当時アマチュアUSAコーチに見出され、最年少の9歳で強化選手としてUSAチーム入りを果たす。
2009年にはサーフィン界のレジェンドが持つNSSA(全米アマチュアサーフィン連盟)最多優勝記録30勝をマークする。この記録は未だに破られていない。2012年、13歳の時にASP初優勝、また、USAチャンピオンシップU-18クラスを14歳という最年少記録(当時)で優勝を果たし、着々とそのキャリアを積み上げた。
『US Open of Surfing』を2017年、2018年と2連覇。WCTツアーにはアジア人初の参戦資格を得、ルーキーながらも全ツアー戦を通し、1回戦敗退が一度もないという堅調なサーフィンとクレーバーな戦いぶりを見せる。
2019年、ついにWCT第3戦『Corona Bali Protected』で自身と日本人初となる優勝を果たす。2020年東京五輪へ向け世界中が注目する若き至宝。
サーファーオブザイヤー(WOMAN) 都築有夢路
Photo: THE SURF NEWS 【THE SURF NEWS】
■都筑有夢路プロフィール
生年月日:2001年4月5日(18歳)
出身地:神奈川県
サーファーであった父親の影響で2歳上の兄と共にサーフィンを始め、15歳の時にプロに転向する。2014年『Go Pro JUNIOR GAMES U-20 girls』準優勝、2015年『NSA 第33回全日本級別サーフィン選手権大会』3位、同年『NSA 9th ALLJAPAN SURFING GRAND CHAMPIONGAMES2015』準優勝。
2017年には、『WSL Ichinomiya IsumiPro Junior Surfing Governor‘s Cup U-18』にて優勝し、2018年『WSL PanteinJunior Pro by Gadis』3位。2019年、ついに『WSL QS10000 ABANCA Galicia Classic Surf Pro』にて優勝を果たす。今や世界が認める日本を代表したガールズサーファーの1人。
サーファーオブザイヤー(MAN) 村上舜
Photo: THE SURF NEWS 【THE SURF NEWS】
生年月日:1997年3月3日(22歳)
出身地:神奈川県
父親の影響で小学校2年生の頃からサーフィンをはじめる。10歳頃には早くもコンテストに出場し、NSAのコンテストで上位に入り才能を開花させる。
2012年、NSAのボーイズでタイトルを獲得。2013年、『Malibu HyugaPro』で初優勝を決める。2014年からは年初のハワイ『VolcomPipe Pro』を始め、本格的にWCTへのクオリファイを目指して世界を転戦。日本のプロツアーJPSAでは2015年から2017年まで3年連続で新島で優勝、2017年、2018年と2年連続で仙台新港で優勝している。
『ISAワールドサーフィンゲームス』では2年連続で日本代表に選ばれ、2年連続でファイナルに残り、4位のカッパーメダルを獲得。暫定的ながら2020年東京オリンピックの出場権、アジア枠の一つを獲得した。日本人で世界レベルで戦える今最も勢いのある一人。
スペシャルアワード 波乗りジャパン
JASA理事サミー・ユー氏とNSA理事関口嘉雄氏 Photo: THE SURF NEWS 【THE SURF NEWS】
―関口 嘉雄氏
■波乗りジャパン2016年に発足したサーフィンの世界選手権、世界ジュニア選手権に派遣される日本代表チームや限られたNSA強化指定選手が、日本を代表して戦うときの愛称。
2018-2019シーズンにおける「波乗りジャパン/NAMINORI JAPAN」の活躍は目覚ましく、2018年9月『ISA2018アーバンリサーチワールドサーフィンゲームス』団体優勝、11月『2018 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship』でも団体優勝。まだまだ記憶に新しい2019年『2019 ISA World Surging Games presented by Vans』では例年以上の強豪選手が出場する中、見事団体で3位、選手個々の活躍も含めて大きなインパクトを残した。
そのほか、スケート部門は堀米雄斗、西村碧莉、岡本碧優の3名が受賞。スノー部門は村瀬心椛、BMX部門は中村輪夢、スペシャルアワードはスケートボードから四十住さくらが受賞した。
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